今日のワイン 其の3642010/01/31 14:30:04

ル・ブラッセ カベルネ・ソーヴィニヨン ハーフ
Le Brasset Cabernet Sauvignon Half 2007

今日のワイン 其の364

娘の Wedding を翌日に控えた夕方。 奥さんは準備に忙しく、構って貰えない旦那が、掃除をする振りをして、セラー代わりの寒い玄関の隅!から探し当てて、隠れて飲んだハーフボトル。 え~、そんな事で良いのだろうか…って、そう云う家風でって、オイオイ。
ラングドックは、ヴァン・ド・ペイ・ドックのカベルネ・ソーヴィニヨン100%って… 一寸、尊敬? でも、はっきり云って、安酒。 まぁ、だから、こんな飲み方をするのだが。 カベルネっぽい濃い色合いで、少しインチキ臭いカベルネの香りがして、飲むと濃くも渋みも良く計算されたミディアムボディ。 凄く「造り込んで」居る印象で、飲み易い分、平ら~な印象。 屹度、飲んだ事に気付かれない位、フラット。 本当かい?

今日のワイン 其の3672010/01/31 16:09:16

フランクランド・エステート アイソレーション・リッジ・シラーズ
Frankland Estate Isolation Ridge Shiraz 2002

今日のワイン 其の367

常連さんの誕生日に渦の芳実オーナーが用意した1本。 御相伴に与ったので、コメントを書こうかと… 但し、この夜は、風邪で相当鼻が行かれて居たからなぁ…
フランクランド、このシンプルな呼称の西オーストラリアのワイナリーの響きは、何処かで耳にした様に思うが、飲んだ事は屹度無い。 ネットで調べて見ると、リースリング! 其れだ、何処でソムリエさんから勧められた内の1本だったかも知れない。 でも、最近はシラーズの評判も高いそうで、そんなセレクション。
カラーは、昔の万年筆のインクを紫化した、そんな雰囲気。 ブーケはシラーズにしては、難しい印象で、プラムとチョコレートに花香は判るが… 結構、ミネラル感が高そうだ。 口に含むと、所謂シラーズのタッチ(バルーン感が有り、芳醇な…)は余り感じられない。 もっと、寒い処から遣って来た様にスパイシーさが強い。 時間と共に柔らかさが出て来ると、サン・ジョセフ辺りのシラーの様な柔らかさが感じられる様に為る。 比較的、真面目で朴訥としたブラックベリー系果実の印象が強く、そこそこ力強い。 少し、液温を高めにして遣るとマイルド感も増して来そうだ。 屹度、渦の「地頭鶏の腿肉ロースト」が合いそうだね。
芋蔓式に手に入れた情報に依ると、フランクランドと云う町の人口は100人!、上位の行政区で有るクランブルック郡でも1000人しか住んで居ないそうで… 流石は、オーストラリアです。