西尾中華そば 其の81 ― 2010/01/06 22:22:00
NCSの新年初日は「鴨中華そば」だけの100~120喰の提饗予定、とリリースが出た。
最近は平日でもコンスタントに120喰は出るらしい。 ひとりでこの杯数を熟して居るのだから、西尾さんはスーパーマンだ。 年末最終日の大混雑を知る身としては、早目にオフィスを出て駒込に向かう。 開店時刻迄20分。 既に4人の方が御待ちだが、小生の前はマッハさん。 ひとり置いて後ろにはハルヲさん。 更に FILE さんも御到着。 5分もしない内に、西尾さんが暖簾を掛けて下さる。 何時も乍、前倒の開店は有り難い。 年末に貢物(笑)をした常連さんには、「御年玉子」が用意されて居る。 元旦に産み落とされた玉子と云う縁起物。 皆さん此でTKG(玉子掛御飯)して居る。 小生が生玉子を苦手(面倒な奴)として居る事を御存知の西尾さんがジュースを出して下さる。 どこかのワイナリー産のマスカットジュースは、フレッシュでとても美味しい。 フォトは丸でワインだ…
鴨中華だが、スープからは鶏の芳香が漂って来る。 此は美味そうだ。 丼を持ち上げてスープを啜ると、フワ~っと広がる鴨気配。 合鴨をタップリと使った様子が良く判る。 普段のスープも美味しい西尾中華そばだが、このスープは出色。 「鴨葱」は、良い相性の常套句だが、このスープにも薬味葱(九条葱)とスライスした長葱(下仁田葱)の両方が入って居る。 黒胡椒に加えて、此等が鴨スープにとてもマッチして居る。 合鴨肉のチャーシュウは当然以上に美味いし、テイストのバランスもピッタリだ。 そして、このマサ配合麺の良さと云ったら… 合鴨は元々優れた喰材では有るが、其れにしても西尾マジックで此処迄出来る。
凪@渋谷 其の215 ― 2010/01/06 23:23:00
この日の夜は新年会。 忘年会に比べて新年会の数は半分にも満たない。 其の最初の新年会の前に渋谷の凪に顔を出す。

ハワイ旅行を射止めたミィさんとダンサーさんの二人のオペレーションで、夏さんは会議中。 そう言えば、水曜日か… ビールをオーダーした処で、バンチャンが遣って来られた。 前々日に新宿で御会い出来なかったので、此れは神の巡り合わせか。 前日からの厨房作業に続いての会議明けとの事。 更に3時間後には、再びゴールデン街の厨房に立つと云うハードワーク。 真似出来ませんなぁ… で、バンチャンは、アルコールは摂らずにラーメンのみで新宿に向かう。 御疲れ様です。
ビールの摘みにミィさんが、椎茸のタレ焼きを差し入れて下さった。 此が中々好みの味わい(ミィさん自身は苦手とか)で、御代わり(勿論、チャージして頂いて)をして仕舞った。 二杯目は兼八を御願いしたが、此処で打ち止めにする。 主麺は、モヤシラーメン。 スープに唐辛子タレを加えたが、以前に比べるとマイルドに為ったかも。 少し黒胡椒も使って見た。 スープは其程、濃厚と云う印象は無くなり、蘖の水分に負けそうな位に為った。 まぁ、小生としては凪豚骨位の濃度が有り難いので、文句は無い。 パキパキとした細麺に蘖と木耳が絡んで良い味わいだ。 チャーシュウは大きくて喰べ応え充分。 余りノンビリもして居られず、19時を廻ったタイミングで、新年会に向かう。