今日の渦 其の272 ― 2010/01/10 10:24:13
娘の Wedding の二次会で何やら遣らかすと云う奥さんは、其の〆の練習に出掛けて仕舞い。 何だか寂しい夕方。 クラリスに話し掛けて居ても腹は満たされないので、出掛ける事にした。 …が、コートが見付からない。 小生が連夜の「呑んだ暮れ」に為らぬ様に奥さんが隠した…訳では無いのだが、単身赴任時代にスイスの寒さに耐えて居たブルゾンを引っ張り出して本鵠沼へ向かう。 御蔭でポールを逃し、6人集団の後塵を拝する結果に。

この日は一寸飲みたいワインが有ったので、持参した。 前夜のアルコールが漸く抜けたと云うのにイケナイ事では有るが、ま、特別と云う(何が?)事で。 一人で遣って来た小生を見て、芳実オーナーが気を遣って呉れ、「呼んで見ましょうか?」、「そうだねぇ…」と気の毒にも週末の夜を台無しにされたのは、N子ちゃん。 其れでも、急いで来て呉れたのは、嬉しいもので有る。
何時ものチャーシュウ3種盛。 そう、実はこのワインをこのチャーシュウに合わせて見たかったのだ。 ボルドータイプのセパージュのイタリアンと云う変わり種。 ワイン自体は悪く無かったのだが、渦のチャーシュウに合わせるなら、もう少し柔らかいタイプが良い見たいだ。 やっぱ、サンコムかなぁ… そう考えると、渦常備のコート・デュ・ローヌは結構合って居たりするのかも… 大盛のサラダをシェアさせて貰い乍、そんな事を考えてボンヤリ。 お母さんが、コロッケを揚げて居るのを見て居たら、久し振りに頂きたく為って、御願いした。 そう、「名物」のコロッケは癒される様な味わいだ。 所謂、「御袋の味」と云うイメージとは違うのだが、安心感が有る味わいなんだね。
結局、グダグダと飲むので、麺が入らなく為ってしまう。 単価の低い客が粘着してはいけないねぇ…と反省。
一風堂@横浜 ― 2010/01/10 16:16:00
娘の結婚式を控えて、式場に何や彼やと運び込む。 連休の中日で道は混んで居るし、アルコールは飲めないし… で、横浜での遅い昼喰はラーメン。 ま、そんな選択も余りに小生らしい。 ポルタの「一風堂」、15時半と云うタイミングで20人程の行列。 回転が良いのは判って居るので、圧倒的にシニアのカップルが並んで見た。 15分程で案内して貰えた。 キャパも大きいが、注文の取り方、段取り等が良く工夫されて居り、其の賜物だ。 接客等の評判も悪く無い店だが、先にクレームを。 ラーメンの丼にせよ、テーブルの辛蘖の壺にしても、容器の外側に油だのナンだのがベッタリ付着して居て、触るのが憚られる。 丼を持ち上げても、この手をどうしよう、見たいな状態。 此れはダメだ! 早急な改善を求めたい。

小生は赤丸のバリ固、奥さんは白丸の普通を御願いする。 以前は、「赤丸新味」とか、「赤丸かさね味」、「白丸元味」とか呼んで居たと思うが、そう云う呼称は止めた様で、単に「赤丸」、「白丸」と為って居た。 赤丸がコッテリで、白丸がアッサリと云う基本は変わって居ない様だが、赤丸のスープには背脂が多く一寸、躊躇う。 更に、結構な大蒜味で、もっと躊躇う。(翌日は結婚式だぜぇ) 真中の旨味玉に豆板醤と共に仕込まれて居る様だ。 表面の黒い油だが、マー油では無い様で、香ばしさもイマイチで此れは何だろう? 真逆、黒葱油?? う~ん、以前の「新味」と呼ばれて居た頃は、もう少し文句を垂れずに頂いた様に思うのだが…
白味はマイルドだがアッサリで、喰べ比べた奥さんは赤丸の方が良かったと宣うのだが、確かに少し輪郭の無いスープで…、アッサリ過ぎるかな。 大体、コッテリの筈の赤丸からして、物足りないもの。 不味くは無いが、以前に比べて、こんなに行列が出来る味とも思えない…やっぱり、このロケーションかなぁ…