明るい金星を撮って見た2017/05/14 01:01:00

GW中に金星が最大光輝を迎えたので、記念の1枚を撮りに地元の海岸へ足を運んだのは、皐月初日の未明。 実は一番明るかったのは、前日だったのだが… 今回の観望条件は良くは無い。 撮影場所でヴィーナスが丘陵から顔を出すのは午前3時5分だが、12分後には天文薄明が始まって仕舞う。 天文薄明が始まるのとほぼ同時の3時17分38秒に金星は真東に居るので、其処を捉えたかった。 だが、高度は3度…で、此朝の春靄に流石の明るさも遮られて仕舞った。 前日の方が空のコンディションも良かった様だ。

明るい金星を撮って見た-1
最初に OM-D E-M5 MarkII に付けた M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO が金星を見付けたのは、3時22分49秒で、既に 0.75 度程真東から外れて居る。

明るい金星を撮って見た-2
空が白み始めたタイミング。 靄々して居るのが良く判る。

マイナス4.5等級もの明るさなので、昼間でも白く光る金星を探せる筈だが、靄い空だと難しいね。 此頃の金星は三日月の様なシェイプに見えるのだが、もう少しちゃんと用意しないと其れは撮れない。 「満丸の時よりも三日月型の時の方が明るいの?」と云う素朴な疑問が湧きますよね。


6日未明の夜光虫が輝く波間と蠍座。
明るい金星を撮って見た-3
今回は派手に青く見えたな。

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