食堂酒場 グラシア 其の19 ― 2015/10/16 01:01:00
頻繁に伺える訳では無いので、何時もグラシアに向かう時はワクワクする。 此日もオフィスを早上りして浅草橋に。 丁度、マスターが開店のサインを出されるタイミングに到着。

ビールを頂き乍、森さんのリサイタルを聴きに行った水戸の話を一齣した処へ御本人も来られる。 マスターが彼女のホットラインをコールして下さったとの事。

ワインは何時もの様に小布施のメルロ。 先日のインプレッシブなリサイタルに改めて乾杯。
マスターが組み立てて下さった、コースはこんな感じだ。 XZ-10 のND設定がONに為って居たのに気付かずに撮って仕舞ったのをソフトで修正したので、此夜のフォトは霞が掛かって仕舞った(汗)。
長野の飛切のトマト。 最近流行りの甘い物では無く、トマト本来の味わいを極めたいと云うポリシーで栽培されて居るそうで、地元でも一番先に売れて仕舞うと云う。 将にそんなトマト…ドレッシングとパウダーソルト(白飛して居ます)で頂く。 成程、「一番に売り切れる」理由が判った。
此の地鶏はサッパリ風味に仕立てて有るのだが、腿肉の美味さが充分に引き立てられて居り、味わい深い。 こう云うシンプルな料理にこそ力量が偲ばれる。 添えて有るマッシュポテトも当に同様。
特上のカルビに玉子が乗る。 こんな御肉はグラシアでしか頂かないのだが、絶妙の組み合わせに舌鼓を打つ。
でたぁ~って感じのステーキ。 まぁ、立派なモンだ… 涎が出て仕舞う、と云うのも大袈裟では無い。 脂身の美味さが判る年代に為ると脂質が気に為るんだよね(笑)。 普段なら其れは避けたい処だが、此の美味さの誘惑には勝てません。 勿論、ランプの赤身の部分も肉本来の風味が噛む程にジューシィに味わえる。
チキンビリヤニ。 「ビリヤニ」と云う名称はグラシアで知ったのだが、凄く好みに合う「炊込御飯」。 スパイシーなテイストに薩摩地鶏のホッコリした印象が良くマッチする。 御土産にも頂いたのだが、奥さんが喰咐きました(笑)。
此方はビリヤニとペアの「サンバル」。 煮込の様なスープの様な…と云うエスニックな一皿。 薩摩芋や冬瓜、オクラ、茄子にレンズ豆を加えた野菜にスープが沁み込んで居る。 此の唐辛子が凄い威力で、置いて有るだけで「程良+α」位のホットネスが行き渡る。 好い味わいなのだが、此れを齧って見る勇気は持ち合わせて居ませんでした(笑)。
箸休的な「大根の芥子漬」。 こんな和の一品に迄神経が行き届いた美味さが有る。 大根のクオリティも高いが、芥子漬のレベルが絶妙。

とは云え、赤ワインとのマリアージュは難しいので、冷酒を一杯御願いした。 千葉は酒井(如何にも酒処的な地名)の御酒だそうだが、山田錦を贅沢な造り方で極めた…とか。 フレッシュ・フルーティな…と云う在り来りの表現だが、やや甘めな味わいとマッチしたタッチだ。 大根の辛さとの補完的なバランスが愉快だ。
〆のラーメンは「特濃煮干」だそうなので、森さんだけのオーダーと為った(笑)。
亦の機会を約して引き揚げるが、飲んだ身に地元は遠いねぇ~









