紫 くろ喜 其の632015/01/30 19:32:07

南関東の雪か雨かの予報判断は難しい事が多いが、今回は特に微妙度が高かった。 湘南では未明の霙が早朝の内に雨に変わると読んだのだが、午前3時で湿雪、一番電車のタイミングで霙と云う状況で積雪1センチ。 オフィス周辺は6時の段階ではボタボタの雪。 昼前に漸く雨に転じる。 概ね天気予報に添って居る感じだ。 其れにしても寒い。 先日、17度近く迄上がった日が有ったので、余計に身に染みる温度だ。 道路にシャーベット状の雪が残り、油断すると滑る。 黒木さんがブログで再三注意を呼び掛けて居たのも当然だ。 昼休みに秋葉原に到着。 もう少し遅いとベターかと思ったが、7人待ちで済んだのは、矢張、此の天気の所為だろう。 雪がシェードに積もって少し危ういので、最後の並びは慎重に。 そんな中で待つのは辛いが、久し振りに「鴨つけそば」を頂くのだ。 最近は、此方のターンをミスり続けて仕舞い、有り付けて居なかったのだ。 黒木さんも「つけそばは久し振りですね」と仰る。

紫 くろ喜 其の63-2
パキポキのレジャンデールの麺に春菊を絡めて直喰するのが最初の御楽しみ。 此の麺はとても好みで、一皿全部直喰出来る。
紫 くろ喜 其の63-1
そうは云っても、漬汁の美味さも格別なので、正しい御作法でも勿論頂く。 沁々と鴨と醤油のハーモニー、味わいに耽溺。 香母酢を完熟タイプにして頂いた。 表皮も黄色で、香りはフレッシュと云うよりも、妖艶柑橘の面持ちで面白い。 スープとの相性も良いと思える。 湯気の立つ極太メンマはとても好き。 此処迄手の掛かったメンマは他に無い。 鴨肉はしっとりタイプで相変わらずのテイストで嬉しい。 漬汁に潜むオニオンコンフィと絡めるのが好きだ。 一月以上のインターバルを空けて仕舞ったが、黒木さんの鴨つけそばは凄く凄く好きな一杯だ。

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