今日のワイン 其の4172010/05/02 20:09:25

チェスコーニ オリヴァール
IGT Vigneti delle Dolomiti Bianco “Olivar” Cesconi 2005

今日のワイン 其の417-1

「オステリア・ヴィンチェロ」での2本目。 此れも白、ヴェネト州のドロミーティ出身。 ドロミーティは、伊太利亜の北方に位置し、オーストリアと接するトレンティーノ・アルト・アデイジェ州とヴェネト州に跨る山地で風光明美な観光地だ。 瑞西に単身赴任をして居た時に休暇を利用して一度訪ねたが、其の景観は忘れない。 エチケットのデザインもそんなイメージだ。
オフィスの後輩にとても似て居るスタッフの方の解説に依ると、シャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨン・ブランの混醸。 其々の葡萄を別々に発酵、熟成させて、収穫の翌年の春にアッサンブラージュするのだそうだ。 へぇぇ…凄い造り方をするもんだが、このヴィンテージのボトルは、ガンベロロッソ誌でトレヴィキエリを獲得して居る。

今日のワイン 其の417-2

カラーは1本目ととても似通って居るが、ブーケはやや甘い印象が有る。 解説を聞いて仕舞った所為か不思議な味わいだ。 樽香を結構感じる。 恐らくはバリックだろう。 夫々の葡萄の味わいが…との解説だが、どうにもピノ・ビアンコ(笑)。 でも、酸味が大人しくて、結構、甘目なニュアンスだ。 如何にもこの御店がセレクトしそうな味わいとも思える。 即ち、料理とのマッチングの守備範囲は広そうだ。
そう云えば、西尾さんに伺った処、この御店は「ワインを飲まない人は御断り」だそうだ。 強気と云うか、ポリシーがはっきりして居るのね。

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