山形屋@神田 5回目2010/05/14 01:01:00

気持ちの良い天気。 薫風とは将にこんな日に使いたい。 で、少し散歩を兼ねて昼休みに遠出。 野郎ラーメンを頂く事が多かったので、ぽっぽっ屋は避けて神田方面へ。 先ず、「イケ麺」は「宮崎名物 辛麺」に暖簾が変わって居たが、御客様が少なく、此方も風前の灯状態。 「虎の食卓」の有った場所からは、インド人のシェフが顔を覗かせる。 「鬼金棒」は健在だったが、新興のラーメン屋さんに取って、神田は厳しい地で有る事を改めて実感。 其れでも新しいラーメン屋さんも沢山見付けたので、盛衰の激しさを亦、見る事に為るのだろう。

山形屋@神田 5回目

そんな中で、流石に老舗の「山形屋」さんは健在。 「夏季」と記された「冷やしラーメン」は未提饗だそうなので、塩ラーメン(750円)を御願いした。 此方には「限定」の文字が有り、評判も良い。 だが、ずっと醤油ばかり頂いて居たので、1年振りで有っても、今回は「塩ラーメン」を御願いした。 丁寧な接客の奥様が配して呉れた、塩ラーメンは白濁したスープの作品。 スープのテイストもとってもマイルドで、塩の印象は薄い。 パンチもクリア感も無いのだが、コクが有り滋味深い。 小生が凄く好きな味、と云う訳では無いが、此れを美味しいと云う人の気持ちは良く判る。 主役は明らかにスープで、少しだけ柔らか目に茹でられた細麺は、スープのテイストに割って入らない様に没個性的。 其れこそが、個性なのだろうが… 柔らかいホロホロタイプのチャーシュウは、味も適度に沁み込んで居て、美味。 此れは好みだ。 メンマは存在感の無い、どうでもメンマの一党。 ボリュームも小生に適切。 だから、皆さんに「大盛りにしますか?」と訊くのだろうな。 麺ボリュームの所為か、結局、後を引くスープを結構飲んで仕舞った。 詰まり好きって事だよね。 味噌の評判も良いとの事なので、次回は麺固で御願いして見よう。