ロックンロールワン@町田 其の32011/03/28 02:02:00

大震災の後、慌ただしさと気鬱なコンディションで、ちっとも筆が進まなかったブログ。 3週間も書き溜めて居た記事で繋いで居た。 世の中の状況が改善したとはとても思えないが、そろそろ再開しないとこの儘クローズして仕舞いそうだ。 美味しい一杯を彼方此方で沢山頂いて… 片栗も見付けたし、桜も綻んで、少し気持が上向いたので、亦、書き始め様と思う。


この日は長津田で降りて、間引き運転で満員の横浜線に乗り込み、町田へ。 ロックンロールワンに到着すると「完」の文字が見える。 あ、やっぱり、御休みか… と踵を返し掛けたが、2人程、御待ちの方がいらっしゃる。 貼紙に目を凝らすと、「地震の影響で12時開店」との事。

ロックンロールワン@町田 其の3-1
で、付き合って呉れた奥さんと39分待って見た。 其の間に行列は15人程に成長。 更に数分遅れて、シャッターが閉まる(笑)。 並んで居る間に情報をチェックすると、この日は1500円の限定が有る事を知る。 折角なので、記憶して居た券売機の限定の欄を探して、1500円の喰券を購入。
声を落して奥さんと会話する位は、何も問題無い。 某支那そばさんとは違うのだ。 嶋﨑さんのパフォーマンスを拝見して居ると、凄く丁寧に造って下さって居る。 小生を含めて、最初の3人が全員、限定作品だったので、余計にそんな感じだったのかも知れない。 限定の作品名は「モンゴルソバ」。

ロックンロールワン@町田 其の3-2
凄いルックスで有る。 ラム肉(拳骨)が「牛丼の肉増」見たいに大盛に為って居る。 あ、叱られて仕舞うかな。 でも、何と云うか独自の美学を備えた絵画の様にさえ見える。 此れだけのラム肉… 実は少し匂いを心配して居た。 だが、流石にそんな懸念は全く不要だった様で、ラムの旨味だけが伝わって来る。 ペッパーを巧みに閾値で使って居る。 赤いパウダーはドライストロベリーとの事で、香辛料では無い。 色味だけで無く、微妙にテイストにインパクトを与える香りだ。 其のスープは塩ベースの清湯だが、ラム肉に合わせる様に動物系の味わいを適切に濃くして居る。 大蒜レベルも良いねぇ~ 軽やかにヘヴィ… そんな印象のスープとラム肉のマッチングは流石。 檸檬も勿論、爽やかさに貢献して居る。 箸で抑え込む様な無粋をせずに、そっと、そっと感じて欲しい酸味だ。
麺は中細麺で柳の様な腰が有り、程良い茹で加減。 此れも計算されたものだろうが、この濃度のスープに見合った喰感だ。 横から蓮華を突っ込んだ(こんな事して良かった?)奥さんが、美味しいと魂消て居た。 小生が自慢してどうする(笑)。

ロックンロールワン@町田 其の3-3
奥さんは2号の醤油味。 うん、此れも美味。 次回は此れを頂こう。

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