らーめん美学屋@木場 5回目2011/03/31 01:01:00

福島からの標準電波が停波して居るので、電波時計の誤差が大きく為って居る。 特に安い奴は、とても好い加減な自立時計しか積んで居ない事が良く判った。 小生が愛用して居る腕時計は、佐賀からの電波も辛うじて拾って呉れる。 だが、ここ2日程、コンディションが悪い様で、其れを捕まえられ無いで居た。 オフィスの近傍で電波状態の良い処を発見したので、其処で佐賀からの標準電波を受信させたのだが、道端で時計をじっと眺めて居る小生の図は、不可思議に映った事だろう。
そんな美学屋に向かう途次の出来事。 微妙にタイミングをずらすと行列に出喰わさない。 トナリでさえ、2名… だが、13時近く為ると、トナリには再び20人が並ぶ。 美学屋は、丁度、1席空いて居たが、暫く50%のオキュパンシーが続き、13時前には数名が列を為す。 何時もこうだとは限らないが、微妙にタイミングを外すのがコツなので有る。 前回、此処に伺った際に長周期の地震が有った事を思い出した。 あれは、前兆だったのだろうか?

らーめん美学屋@木場 5回目
この日は迷わずに、醤油ラーメン。 塩の評判が良く、特につけ麺が人気だが、小生は此処の醤油ラーメンが好きだ。 細かい葱が浮いたクリアなスープの澄んだ味わいが良い。 ちゃんと味わいは深いし、魚介の程度が小生に合って居る。 特に少し粗挽きの胡椒を振った時のテイストは、相当に好みだ。 チャーシュウは少し浅い味付だが、悪く無い。 濃い色相のメンマは見掛け程には、強い味には為って居ない。 麺は中太に出来る様だが、この三河屋製麺さんのやや細い麺が、スープの味わいに合って居る。 菠薐草も乗って居るが、此れを見て、亦、原発を思い出し、陰鬱な気持ちに為る。 沢山の人が、色々な事態に困惑し、悩み、苦しんで居る。 何時迄も余震も収まらないが、責めて、人災半分の原発の解決を待って居る。

盛@千田/江東区 「盛」で7回目2011/03/31 02:02:00

この日も前日の様に、いや前々日とも同じ様に、朝からユサユサとビルが揺れる。 節電の為、暗くて寒い部屋で揺さぶられるのは、嫌な気分だ。 何時迄も寒く、朝は2度、昼でも9度だ。 静岡で咲いた染井吉野が足踏をして居るのは、気温の所為か放射能を怖がって居るのか?
ラーメンのスープも原材料は、水道水だろう。 活性炭を使った濾過装置も放射線を完全に除去する事は出来ないから、商売に響か無いかと心配に為る。 そんな危惧を抱き乍、向かったのは、千田に有る「盛」。 久し振りの訪問は昼休み。 時間が無いので、往路だけはバスを使うと云う贅沢。 随分とインターバルが空いたら、凄くメニューが増えて居た。 牛骨だの餡掛野菜ラーメンなんてのも有る。

盛@千田/江東区 「盛」で7回目
少しつけ麺に靡いたのだが、偶の訪問なら、矢張、醤油。 背脂の量は「中間」。 サービス券が財布に有ったのを思い出して、2枚で、チャーシュウのトッピングを御願いした。 チャーシュウもバラ肉と肩ロースが選べるそうなので、後者を御願いした。 「盛」は元がんこ系列の御店なので、醤油ラーメンには、其の名残が一杯。 しょっぱくは無いスープだが、「マイルドがんこ」の様相を呈して居る。 麺は丸でがんこの、細い縮麺。 黄色の程度は少し低いかな。 以前の様に、優しいがんこ味は、結構好きだ。 チャーシュウはトッピングの分と併せて2枚。 以前は、2枚がデフォルトだったので、やっぱり、この量で無いとがんこっぽく無くて、寂しい。 物足りない感じのメンマは相変わらずだ。 多くの御客様が大盛をリクエストされる様に、麺のボリュームは少ない。 だが、この位の量で止めて置くのが、シニアには適切なのだ。
未だ散歩がてらに戻るのは寒いが、以前とは変わった景色に「ホウホウ」と驚き歩くのは面白かった。

ラーメン凪 炎のつけめん 其の52011/03/31 03:03:00

この日の計画停電は、18時過から22時迄の予定。 真暗な自宅には戻りたく無い(御湯も出ないし)。 渦は同じ停電グループなので、この夜は停電の無い西新宿の「炎のつけ麺」へ向かう。 実は、凪グループの中で最後に再開したのが、此処。 其れも前日だったと云う慌しさだ。

ラーメン凪 炎のつけめん 其の5-1
急な階段を登って行くと、Bさんの笑顔が… 御久し振りです。 御元気の様で何よりだ。 孤軍奮闘なのは相変わらずだが、客波の硲で、エーデルピルスで再会/再開を祝う。

ラーメン凪 炎のつけめん 其の5-2
未だ一品料理は何も出来ないと仰る状況だが、「佐藤」の黒が有るとの事で、有り難く頂戴する。 チャーシュウで摘みを造って下さるが、此れを肴に頂く「佐藤」は非常に美味い。 この「佐藤」の黒は、黒麹仕込で力強い。 芋の臭みが薄いので、小生はとても好きだ。 佐藤が造った麦の作品、確か鹿児島の「櫂」で頂いた。 「炎のつけ麺」でも飲めると嬉しいけれど…

ラーメン凪 炎のつけめん 其の5-3

ラーメン凪 炎のつけめん 其の5-4
そんな話をして、つけ麺を一杯御願いした。 「炎」は一寸、厳しいので、ノーマルな「つけ麺」を、ノーマルボリュームの200gで御願いした。 一反も麺と太麺の組み合わせで頂くのだが、この日は直喰はせずに直ぐに漬け汁に浸す。 濃い醤油テイストだが、勿論しょっぱさだけで無く、色々な素材の味わいのバランスが良く取れて居る。 この漬汁は、「炎」にする事を前提にデザインされて居る見たいで、多少、一味不足の印象も否めないが、こう云う味わいが好きな小生には問題無い。 西尾中華そばの「鶴醤」や「菊醤」で造ると凄い漬汁に為りそうだが…
停電が終わる頃に帰宅出来るように計算して帰ったのだが、我家も渦も停電しなかった見たい… あ、あらぁ!