今日の渦 其の342 モッズナイト スペシャル ― 2010/10/26 01:01:00
渦の定休日の月曜日の夜だが、この日は鵠沼海岸のバー「モッキン堂」とのコラボ営業のスペシャル、「モッズナイト」だ。
以前にも一度開催して居るので、今回は2回目と云う事に為る。 18時開店と伺って居たので、神奈川のオフィスから直行した。 本来なら、東京に戻る処なのだが、不義理を重ねて居る身としては、仕事は先送り… そう、後の事は取り敢えず忘れる事にした。

この夜は、モッキン堂のマスターと芳実オーナーの二人での珍?オペレーション。

この夜のアルコールは全てカクテルで、と決めて来た。 甘くない物をと、リクエストして、全部で5杯も造って頂いた。 「アラスカ」のアレンジ、「ホワイトレディー」の少しソーダ割り、オリジナル作品の「コズミックスクエア」、ちょっと変わった「マルガリータ」、そして「カミカゼ」。
最初の摘みにリクエストしたのは、スモーク3点盛。 味玉とハーブローストポーク、其れにカマンベールチーズ。 どれも良い具合にスモークされて居て、心地良い旨さだ。 小生は余り燻製は喰べなかったのだが、最近は結構、頂く様に為った。 渦の御蔭かな。
この夜のラーメンにはテリーヌが入るそうなのだが、其のテリーヌが余りに美味しそうだったので、無理を云って、単品で出して頂いた。 「鶏と茸のテリーヌ」で、エリンギ、椎茸、占地(シメジ)、榎茸が入って居る。 更に赤と黄色のパプリカ、ピーマン、オニオンと野菜も一杯。 で、此れが鶏風味も相俟って、とても美味しい。 スープに浸すのが前提の味付けなので、当てで頂くには、あのピンク色の岩塩が最適だ。 無理を重ねて御願いして仕舞った。 西尾さんのパテも美味いが、此れも負けない。
常連のAさんが頼まれたモッズサラダには、手造りのコンビーフが乗って居る。 コンビーフって、造れる物なのね。 缶詰しか知らないから…
常連さんが頼まれた「栗と茸のミニグラタン」を摘み喰い…って、美味しい。 如何にも秋の組み合わせだが、栗と云うのが珍しい。 Cさんが頼まれたので、其れをフォトテイク。
主麺は、「パンプキン味噌ラーメン 鶏と茸のテリーヌ添え」。 濃厚な南瓜味噌。 だが、甘さも適切で諄い感じは無く、流石に巧く仕立てて有る。 南瓜と味噌って、結構、仲が良い様だ。 紫のオニオンと貝割で飾られて居て、洒落た見掛けだ。 更に先行して頂いたテリーヌが、ド~ンと浮いて居る。 此れがスープに溶けて行くので、相当に比重の高いスープに為る。 味わいも深く、濃くって印象。 細い麺がスープを絡めるが、「重いよぉ~」って、云って居る様に思える。
デザートは、「洋梨赤ワイン煮と自家製コンビーフのブルスケッタ」。 此れが絶品。 一寸、鮪の様に見えるのが洋梨だが、非常に美味しい。 甘さ控え目で、でも洋酒風味で… デザート苦手な小生も夢中で頂いた。 自家製コンビーフとも不思議な程にテイストがバッチリ合って居て、此れは「売れます」。
御腹が一杯に為ったし、18時から4時間半も経ったので、引き揚げる事にした。 未だバスの有る時刻だったのは、良かった。 御馳走様でした。 第3回を楽しみにして居ます。