上々@木場2010/10/04 22:04:41

ふたつのオフィスにデスクを置いて居たジプシー生活に9月で終止符を打ち、江東区のオフィスを拠点とする事に為った。 ま、オフィス間の移動が無く為る訳では無いのだが… で、初日の昼喰は、「○心厨房」と決めて居た。

上々@木場-1

上々@木場-2

彼岸花を眺め、金木犀の香りを楽しんで(E-PL1 を持たずに出たんだよねぇ。 で、S001 で撮影)散歩気分で到着。 ありゃあ… 臨時休業。 のっけから此れは嫌だなぁ… 覗いて見た「吉左右」の行列は25人以上で、此方も諦め、周辺の人気店を検索。 「大黒屋」さんは余りにB級ムードが漂い過ぎて(笑)居て、二の足を踏む。 其処で少し遠くは為るが、「上々」へ向かう。 引越作業の「切り」を見て出て来たので、未だ正午前。 嬉しい事にこのタイミングだと、大盛/味玉/チャーシュウの何れかをサービスして呉れると仰る。 其れで、直ぐに店内は、ほぼ満席に為ったのね。 御勧めの「海苔そば」と云うつけ麺に決めて、券売機のボタンを探す… と、ホール担当の小母さんが丁寧に教えて下さった。 780円で、先のサービスはチャーシュウにした。
この御店はラーメンも有るが、つけ麺にウェイトを置いて居る様だ。

上々@木場-3

上々@木場-4

「海苔そば」の麺は、他のつけ麺の麺とは違って、黒い。 先日の「大つけ麺博」の、「とみ田」の麺の様だ。 他の麺と太さは同じ位だが、茹で時間7分と断りが有る様に相当に太い。 此れも「とみ田」並み。 で、刻み海苔が、い~っぱい掛けられて居る。 真っ黒状態。 当然、直喰。 あ、美味しい! この田舎蕎麦風の麺は、非常に小生の好みだし、海苔との相性も抜群。 流石に「海苔そば」と名乗るだけの事は有る。 スープはラー油仕立で、濃い橙色をして居る。 ラー油を加減して、辛さも調整出来るそうだが、この日はノーマル。 其程辛くは無いが、此処にこの麺を落とす気にはなれない。 瞬時に判断が付いた。 全ての麺を直喰しよう。 角切りチャーシュウや葱が不断に入ったスープは、蓮華で掬って飲む事に。 こう遣って頂く「海苔そば」は非常に美味しい。 スープも直飲して悪く無い。 廻りの人がどう思ったか(見ちゃ居ないさ)は知らないが、此れが素敵な喰べ方に違い無い。 麺に添えて有る2枚のチャーシュウ(1枚はサービス)は、ボソボソで評判がイマイチの様だが、まぁ、そんなに嫌いじゃ無い。 スープに浸して頂くと、結構、イケますね。 割り出汁が別な小椀で出される。 中々の鰹風味で上品な出汁だ。 適当にスープを割って、2/3程頂いたかな。 此れもマァマァだ。 何しろこの作品は、田舎蕎麦風の麺とたっぷりの刻み海苔を楽しむ為に有る。 いや、「○心厨房」の臨休の御蔭で好きな一杯に巡り会った。 一寸、遠いが定期も延長したので、地下鉄を使っても良いね。