田@西大井2010/10/10 01:01:00

以前から評判を耳にして、電車の中から店構えを目にして、一度伺いたいと思って居た西大井の「田」。 この日、所用で近くへ来たので、訪ねて見た。 13時を30分も過ぎた雨の土曜日。 前客こそ1名(2杯喰べられた見たい)だったが、後客は5名で、小生と入れ替わりに更に数名が到着された様で人気の程が知れる。 清潔だが、L字型のカウンターに7席だけの店内なので、御客様が集中すると大変かも。 つけ麺とラーメンの提饗タイミングが複雑の様だが、暫くは何時でも何れも出せるとの貼紙が有る。 更に、品書を眺める小生に「全部出来ます」の声が掛る。 「工場長」と云う作品が有り、辛いつけ麺らしい。 屹度、近くの工場に御勤めの方の御好みなのだろうな… 初めての訪問なので、基本のラーメン(650円)を御願いした。

田@西大井

西尾中華そばの様に調理過程が良く見える。 スープの色は濃い焦げ茶色。 だが、蓮華で掬うと意外な程に濃くは無い。 だが、少し甘味を感じる旨味は充分で味わいは深い。 調理の過程で黒胡椒を振って居らしたが、もう少し加えて見た。 表面に薄く油を流して、コクを出すと同時にスープの温度が下がるのを防いで居る。 最近の傾向と違って、魚介の味わいは然程強くは無い。 「魚介が御嫌いな方もいらっしゃるので、抑えて居ます」との事で、鯖節と野菜風味が適度に香る小生好みの醤油スープだ。 ベースには、動物系の素材も居る見たいだ。 テーブルには味を濃くするタレも置いて有るのだが、小生はこの程度の濃さで充分だ。 乗って居る薬味の葱は丁寧に晒されて有るのが、好印象。 麺は丁度中庸の太さで、この程度は中太とは最近は呼ばないのかな。 ツルっとした印象の自家製のストレート麺で喰感も風味も悪く無い。 割と濃い味のメンマは好みの味だし、何よりも1センチ位の厚さにカットして下さったバラ肉のチャーシュウは、非常に美味。 柔らかい喰感と相俟って、スープの中のチャーシュウとしては、小生の最も好きなタイプだ。
御店主の接客は優しく丁寧で、此れも人気の秘密かな。 印象としては、naginicai のBさんと通じる物が有る。 御近所の小母ちゃんが、何か差し入れに来たし、御客様も常連さんが多い見たいに感じるアットホームな御店で、居心地が良い。

F1 2010年 日本GP 決勝2010/10/10 18:10:43

レッドブルの速さに席巻された金曜日の鈴鹿でのプラクティス。 土曜日の早朝に鈴鹿に到着されたCさんからの実況メールで、雨の酷さを直に知る。 2004年にも台風で同じ事が有ったが、土曜日の午前中に延期されたクオリファイの天気は最高に近い。 スタート時点こそ、ウェットパッチが残って居たが、直ぐに此れも解消。 完全なドライコンディションでの争いに為る。 こう為れば、金曜日の結果からも明らかな様に2台だけ30秒台で、レッドブルの独断場。 ルイスがトップからコンマ4遅れ。 ルイスは5番手降格が決まって居るので、ロバートが3番グリッドに付く事に為る。 フェルナンドが続くのだが、赤い車のパフォーマンスはイマイチか? ジェンソンはプライムタイヤを履いて、連続走行と云うタクティクスで6番手。
もう、セバスチャンの優勝は決まった様なモンだ。 そして、マークのチャンプも…

クオリファイの終了から4時間後のファイナルスタート。 上位ではジェンソンだけがプライムだが、下位チームはプライム選択が多い。 蹴り出しはロバートが巧みに2番手に付ける。 スタート直後にニコ・ヒュルケンベルグと接触したヴィタリーが、ウォールに飛ばされ、1コーナー手前でフェリペ、ヴィタントニオが散る。 4台リタイアのアクシデントで、行成のSC。 SCの最中に好ダッシュだったロバートの右リヤタイヤが外れて、敢え無くリタイヤ。 上位は此れで楽に為り、レッドブルのワンツー、フェルナンド、ルイス、ジェンソン。 詰まり、トップ5はチャンピオンシップを争う5人の構成。
6周目にSCが退き、レース再開。 順調にセバスチャンが1秒/周で3位以下を引き離す。 もう、次元が違う速さだ。 PI を済ませて、ニコの後ろに戻ったミハエルが、若い同僚とドッグファイト。 チームラジオが心配して、微妙な表現で注意喚起。 49周目にニコは左後のタイヤを失って、リタイヤ。
24周目にセバスチャンとフェルナンドがPI 。次周にマーク。 早々とPI したルイスに対して、タイヤマネジメントの上手いジェンソンのPI は38周目だが、其の頃には直後にセバスチャンが真後ろに。 40周目にルイスが「3rd ギアを失った」と叫び、44周目のヘアピンで、迫って来て居たチームメイトにポジションを譲る。
53周目にマークが意地でファステストを叩いたが、セバスチャンの完璧なレース。 鈴鹿二連覇の雄叫びは、「 This is our Circuit ! 」。

20101010 F1 2010年 日本GP 決勝

本命-対抗で決まったレース。 3連単でも一番人気。 孤独な3番手は、フェルナンド。 ジェンソン、ルイスが続く。 ミハエルを挟んで良く頑張った可夢偉。
14番手からスタートした可夢偉は、エイドリアン、ハイメ(コンタクトが有り、少々のダメージも物ともせずに…)、ルーベンスや同僚のニックも交わして、7番手でチェッカー。 この日一番のオーバーテイク賞は彼だ。 力の入った激走でスタンドを大いに沸かせた。 鈴鹿遠征のCさんの声援が届いたのだろう。

naginicai 夜 其の72010/10/10 20:21:07

親族会議?の後、婿殿、娘、奥さんと軽く一杯… 時刻を考えるとロケーション的に渦は無理なので、娘夫婦の帰り道の便を考えて、新宿へ。 必然的に naginicai 。 娘が夏さんの顔を見たいと云うので、西尾さんを通じて在店を確認して伺う。 新宿に到着して驚いた大雨。 鈴鹿でF1の予選を延期させた降りが、もう遣って来た見たいだ。
世界地図が描かれたデザインのテーブルを4人で囲む。 火曜日の夜も此処で、CさんTさんと管を巻いて居たっけ… この夜はビールはもう充分と云う事で、白からスタートして、赤、赤と云う流れで、余り「軽く」は無かったかな。

naginicai 夜 其の7-1

1本目はルミエールのイストワールの白。 8月にも此処で頂いた。 2本目は、夏さんセレクションの中から、コート・デュ・ローヌ。 グルナッシュとシラーの柔らかいタッチが予想した通りの1本。 最後はチリのCS&メルローだが、シャブリで有名なウィリアム・フェーブルのボトル。 途中から西尾さんも顔を出して下さって、大いに賑やかに。

naginicai 夜 其の7-2

naginicai 夜 其の7-3

頂いた御摘みは6品。
naginicai のポテトサラダは、黒胡椒の風味で大好きだ。 御芋豚のチャーシュウは、異なる部位の合わせ盛りで、ワインとの相性も良い。 ゴーヤチャンプル、野菜… 更に、先日、「メニューから消えたね」と残念がった「爆弾ハンバーグ」をBさんが造って下さった。 中心に辛爆弾が仕込まれて居るので、皆で廻りから喰した。 ハンバーグにローズマリーが立って居るのが、御愛嬌だ。 焼ラーメンは、渋谷店と可也イメージが違うが、此れも相当に美味しい。 でも、この夜も「ニカイのラーメン」は喰べる余裕が無かったな。
御世話に為りました、と湘南新宿ラインの最終電車に間に合う様に少し早目に新宿駅に向かう。 ついつい、長居して仕舞う naginicai で有る。