今日のめじろ 其の5182010/02/27 01:01:00

この週も金曜日の夜に代々木めじろに伺う事は無理そうだ。 「金メジ」も欠席が続いて居るなぁ。 で、責めてもの事と別なタイミングに顔を出す。 雨が降ると覿面に客足に響く代々木だが、御蔭でR店長と少し纏まった御話が出来て良かった。

今日のめじろ 其の518

この日御願いしたのは、通常メニューの「焦がし葱ら~めん」。 昼喰用のセットとか、新しい作品も増えて居るが、この日は、小生の定番を頂きたかった。 スープは何時もの様に決して濃くは無いが、醤油をコアに必要な旨味成分に漏れは無い。 麺は全粒粉の肌理が細かく為った事で、餅々感と喉越の良さが見事に両立した。 元々、定評の有るR店長の製麺だが、この粉を得て、益々、磨きが掛かった様だ。 メンマもあのめじろ仕様で幅も厚さも有って、小生の好みだ。 チャーシュウは、スープに乗せるなら、少しだけライト過ぎるテイストかも…とこの日は感じて仕舞ったが、ベースの味わいは上々。 完喰完飲、御馳走様。 外へ出ると風も強く、嵐っぽいが、雨なら花粉は少ないね。

今日のワイン 其の3762010/02/27 09:35:04

ギョーム ケロン ヴィラ モンジロン
GUILLAUME QUERON VILLA MONGIRON 2005

ワインの飲むペースに記事を書くペースが追い付かない…
もう2週間も前に為るが、御堂筋と曽根崎通の交差点に有る「サルバドーレ・クオモ」は、ピザが有名な全国展開のチェーン店だそうだが、このガラス張りのイタリアンの店は中々御洒落だ。 雪の東京駅を出発して3時間。 梅田のリストランテで、麺友のマリーさんと待ち合わせられるのだから、毎度の事乍、新幹線は速い。
サラダやピザを摘みに選んだワインは、モンジロン。 上州から、長楊枝を咥えて遣って来そうな名前だが、サンテミリオンの近く(この「近く」が少々怪しい(笑))から、届いたメルロー100%と云う変化球(このACでは珍しい筈)。 (「スーパーボルドー」と云う冠は、使わないで欲しいものだ…) ネットで購入すれば、2000円程のボトルなので、そう大層な物では無いのだが、此れは当たり。 中々の1本だった。

今日のワイン 其の376

サンテミリオンの雄、ヴァランドローの指導が入るシャトー、「ラフルール・モンジロン」のセカンドで、メルローに適した土壌で育つ樹齢40年の古木の葡萄で醸造される。 メルローらしい深いルビー色の液体は、ブーケも赤系で、プラムとチェリーが主体の様だ。 味わいは、2005年のこのクラスのメルローにしては、確りした印象の凝縮感が有り、とてもシルキー。 此れはタンニンや酸味が弁えた主張をして居る結果の様で、やや物足りない処が無い訳ではないが、穏やかに纏めて居る。 美味しいピザを頬張り乍、気軽に頂くには非常に適した1本で、TPOベスト。 この後に、有名/高名なバー、曽根崎の「樽」に伺う事に為って居たので、ワインはこの1本だけにして置く。

今日のワイン 其の3772010/02/27 11:20:20

モンテ ダッローラ ヴァルポリチェッラ クラッシコ リパッソ “サウスト”
Monte Dall'Ora Valpolicella Classico Ripasso "Sausto" 2004

今日のワイン 其の377-1

正月に娘と婿殿(未だ挙式前だったが)が、遣って来た時に土産に持たせた内の1本。 土産にする程、上等では無いのだが、気楽に飲んで貰おうとロックスオフで選んで頂いた。 先日の「ミ・スェーニョ事件」の際に、実は娘(一緒に飲まなければいけなかった)にも同様の「自慢メール」を送って居た。 暫くして返って来たメールには、「つられて飲みます」と、このフォトが送られて来た。 辛しのチューブが邪魔で、EP-1は羨ましいが、仲良く過ごして居る様子が伺えて結構だ。

今日のワイン 其の377-2

コルヴィーナ50%、コルヴィノーネ20%、ロンディネッラ20%、クロアティーナ5%、オゼレータ5%… って、御馴染では無い葡萄ばかりだが、そんなボトルを我家でも開けて見た。 インポーターはラシーヌだから、筋金入りのビオに違いないが、何処ぞのホームページには、其の拘りが羅列されて居る。 だが、眩暈がして最後迄は読み通せなかった(笑)。 曰く、「3月に得られたヴァルポリチェッラ・クラッシコを、レチョートに用いるブドウを絞った残滓とともに約10日間再発酵させる。サウストは、確固たる個性を持ち、モンテ・ダッローラの魅力的なテロワールに対するモダンな解釈を加えた、伝統的な産地から生まれたワインである。」 む、難しい…

濃いルビーカラーだが、何処かに華やいだ印象が有る。 反射率が高いとでも云おうか… グラスからは結構なアルコール香を感じる。 ボトルの裏をチェックすると、14.5度。 スワーリングした後の足(涙とも云うが、涙と足じゃ偉い違いだ…)でも其れを感じる。 初めての葡萄ばかりなので、クンクン嗅いで見たのだが、レーズンの様なブーケだ。後はプルーン位かな…知って居るのは。 スパイスの印象も少々。 そっと、舌に落とすと、おぉ、濃いなぁと云う感じで凝縮感と云うか重さを感じる。 やっぱり、レーズンのイメージが強いが、其処にチェリーとかカカオの風味?が絡む。 アフターは非常に確りした感じで長いが、此れは味わいの濃さから来るもので、所謂、余韻を楽しむと云うのとは一寸違いそうだ。 ホームページの文章もそうだが、中々、解釈の難しいボトルだった様だ。 そう云えば、娘も感想は送って来なかったもんなぁ。