長尾中華蕎麦@松屋/浅草2010/02/04 00:03:59

前日に西尾さんから、松屋浅草店で行われる「青森物産展」に「長尾中華そば」が出店するとの情報を頂いた。 青森の有名なラーメン店で、凪との縁が深い店だ。 先日、西尾さんが「長尾、西尾の両店で限定中華そばを喰した者に景品進呈」等と冗談半分で煽ったら、達成者続出で西尾さんが困惑した、と云う「あの」長尾中華そばで有る。
青森には行けなかったが、浅草なら何とでも為る… 松屋浅草店の上位階は閉店と伺って居るので、7階の催物会場も此れが見納めだろう。 初日の混雑を少しでも回避しようとオフィスを早目に出て、夕方の浅草へ。 エレベーターを7階で降りた途端に煮干の匂いが… そうだった、長尾中華そばは、聞きしに勝る煮干ラーメンと伺って居た。 此処迄来て、帰る訳にも行かずに、レジで喰券を… 3種類の提饗作品が有るが、「煮干」の文字の入って居ない、「あっさり」を御願いする。 店内は微妙なオキュパンシーだが、タイミング良く、相席に為らずに着席。 長尾さん御自身を存じ上げて居る訳では無いし、生田氏も西尾さんも姿が見えない。 ま、手伝って居る訳では無いので、当然だが…(早い時刻に居らしたそうだ)

長尾中華蕎麦@松屋/浅草

10分程でシンプルだが、綺麗な一杯が目の前に。 透明なスープは、見た目の通りに比較的薄味。 そう、「アッサリ」だ。 煮干も可也効いては居るが、アッサリだし、エグミは無く、此れなら大丈夫。 其れでも、ギャバンを多少振ってから本格的に頂く。 悪く無いスープだが、長尾中華そばの本領はやっぱり、濃厚煮干に有るんだろうな、と思わせられる。 麺は細目の饂飩と云う見掛なのだが、喰感や味わいも中華麺よりも饂飩に近いイメージ。 テイストも相当に和風だ。 だが、この麺とスープとは良く合って居ると思う。 ホロホロで薄手のチャ-シュウは、比較的好みのタイプ。 メンマの色は濃いが、味わいはノーマル。 葱はザックリとカットした印象で、そこそこ匂うのだが、悪い匂い方では無いので、アッサリスープと煮干、そして饂飩にマッチして居る。 ですが…、思い切って、濃厚煮干にした方が話題的には面白かった様だね。

西尾中華そば 其の912010/02/04 23:23:00

やっぱり喰べたい…と、NCSに向かう。 先日の様に20人もの人が並んで居らしたらどうしようと、横断歩道の向こうから覗き込む。 幸い御待ちの方は2名だけだったが、タイミングは良く無くて、15分程待ってカウンターへ。 店内から外を見るとなんと、生田氏と西新宿の女将さんの姿が。 上手く御隣に座って頂いて、久し振りの御挨拶と、沢山の凪情報。 へぇ~、ほぉ~の連発で、生田さん、凪の勢いは凄いなぁ… 災いさえ糧と為して、推力として仕舞う。 此れは、楽しみが増えましたねぇ! 生田氏から「どれ位、NCSに来て居る?」と問われて、「91回目!」と即答。 「数えとるんかい!?」 普通の人は数えないか…、ヤッパシ。

西尾中華そば 其の91

混み具合を考えると、ざる中華は適切では無い。 で、味噌中華。 「其の参」を改めて頂く事にする。 スープをズッと啜ると… あれ? 少し違うかも。 前回は茸の風味が、ダイレクトに感じられるスープだったが、この日のスープは茸風味が味噌に包まれて居る様な印象で、よりマイルドで細やかな味わいの茸達に為った。 浮いては居ないが、スープの中では、結構な頻度で茸に出会う。 そう云えば、「沢山、買っちゃいました」と西尾さんが笑って居た。 更にこの日の味噌は先日の味噌とは違うそうだ。 …うむ… 其れは…そう云われれば、かも知れない。 細蘖は好きだし、山椒がきっちり効いて居る処は変わり無い。 美味いわ…