燦燦斗@東十条 其の265 ― 2015/06/10 01:01:00
御所様拝謁以来の燦燦斗。 「線路に人が立入」でダイヤ乱れ。 亦かと思ったら、京浜東北線の車内で包丁を取り出した爺さんが居て、多くの乗客が線路に逃げ出したらしい。 う~む… そんな中、漸く東十条駅に到着。 薬局で野外用の蚊取を購入して、燦燦斗へ。 此の時期には必須アイテムなので有る。 流石に効果覿面、大した物だ。 後藤さんは何時も早目に暖簾を掛けて下さる。 有り難い物だ。
独りで伺った時は何時もラーメン。 此の一杯の美味さに敵う豚骨醤油のスープは、まぁ無いと小生は思う。 そして、後藤さんが自信を持って製麺される太麺の威力は半端じゃない。 シンプルなルックスに潜む味わいの深さには、毎回脱帽で有る。 ローストポークの美味さには最早言及する迄も無い。 漸く上野東京ラインも復旧したので、赤羽から乗り込む。 良いタイミングで有った。
らぁめん 鴇 其の1 ― 2015/06/10 02:02:00
蔦の葉の湯澤さんが、「藤沢ですから、御近くじゃないですか?」と見せて下さった名刺のラーメン屋さんは「鴇」(とき)と云う洒落た漢字の店。 店主さんは有名な「維新」で経験を積まれたと伺った。 早速ネットを漁ると、渦BBQの翌日、月曜日に開店と有ったが、残念乍、初日は閉店時刻迄に辿り着けず、翌日に持ち越し。 (月曜日が定休日なので、開店日は特別らしい) 御店の場所は以前に「安兵衛」と云う呑屋の有った場所で、流石に地元で迷いはしない。 だが、駅からは500m以上有る。 20時近く為ったタイミングで花に囲まれた扉に漸く手が掛かる。
久し振りに御目に掛かった pakio さんの撮られた写真に小生の姿が…( pakio さんのブログから借用) 店内にも祝花が沢山置かれて居る。 前客2名はラーメンを御好きな方の様だ。 落ち着いた印象の御店主が静かに調理される。 ウォーターサーバーの位置が判り難いと云うネット上の評を読まれたのか、直ぐに場所を案内して下さった。 開店日同様、此日も醤油ラーメンだけの提饗だ。 辛口の住民が多いネットの評判が上々なので、楽しみに着丼を待つ。
鶏油が馨しくて、ルックスの良い一杯は淡麗なテイストが想像出来る。 鶏をベースに鴨、少々の牛、其れに貝汁は蛤かしらん。 複雑な構成をスッキリ膨よかに纏めた感じ。 横浜の「維新」に一度だけ伺ったのは2008年の事だが、何も覚えて居ないので比較は出来ない。 一方で、飯田商店の一杯にも通じるイメージを持った。 綺麗でコクが有り、適度なキレを持たせたスープは好みだ。 胡椒との相性にもそつが無い。 三河屋製麺謹製のやや細目のストレート麺は可也柔らか目に茹でて有る。 スープとの親和性を考えての事だろうが、小生の嗜好からすれば、もう一寸加減して頂いても…って感じだ。 チャーシュウは2種類。 1枚は鴨だが…もう1枚は何かしらん? メンマの他に筍が乗って居る。 筍大好きな小生だが、籠められて居るテイストが抜群。 こう云っては申し訳無いが、ポイントの高い要素の中でも、一番の感動は筍だった鴨。
カウンターが高いので仕方が無いのだろうが、確かに此のハイチェアは座り難い。 でも、大きな文句は其れだけ。 渦・渦雷の強力なライバル出現と云う印象だね。 此の美味さなら500mの距離は問題に為らないと感じた。 渦から帰宅するバス停の二つ手前が此処からのリターンポイントだ。
そばはうす金色不如帰 其の72 ― 2015/06/10 23:23:00
前夜の夕焼。
雨上がりで湿度が高く、空気中の水滴に波長の短い青い光は散乱させられ、波長の長い赤い光だけが届いたと云う状況。 一方で此朝は霧が濃い、未だ水蒸気が多い空気なのだ。
「朝霧は晴れ」が此日は其の通りと為り、暑い日に為った。 梅雨の晴れ間を「皐月晴れ」と云わなく為って久しいが、そんな青空の下を歩くと汗が滲む。 「覇」には、中々スケジュールが合わない。 金曜日は「紫」と被るし、会議や「夜の御誘い」も多いので… 其処で金色不如帰に向かったのは水曜日。 丁度、力丸君が外に出て来たタイミングだったので、少々御話し。
此の日も「支那筍つけそば」を御願いした。
香り高い麺を直喰して、更に喰って…
漸く漬汁に浸して… どう頂いても此の一杯が大好き。 夏に為り、益々美味さ、有り難さが増した様だ。 幸せ~