らぁめん 鴇 其の12015/06/10 02:02:00

蔦の葉の湯澤さんが、「藤沢ですから、御近くじゃないですか?」と見せて下さった名刺のラーメン屋さんは「鴇」(とき)と云う洒落た漢字の店。 店主さんは有名な「維新」で経験を積まれたと伺った。 早速ネットを漁ると、渦BBQの翌日、月曜日に開店と有ったが、残念乍、初日は閉店時刻迄に辿り着けず、翌日に持ち越し。 (月曜日が定休日なので、開店日は特別らしい) 御店の場所は以前に「安兵衛」と云う呑屋の有った場所で、流石に地元で迷いはしない。 だが、駅からは500m以上有る。 20時近く為ったタイミングで花に囲まれた扉に漸く手が掛かる。
らぁめん 鴇 其の1-01
久し振りに御目に掛かった pakio さんの撮られた写真に小生の姿が…( pakio さんのブログから借用) 店内にも祝花が沢山置かれて居る。 前客2名はラーメンを御好きな方の様だ。 落ち着いた印象の御店主が静かに調理される。 ウォーターサーバーの位置が判り難いと云うネット上の評を読まれたのか、直ぐに場所を案内して下さった。 開店日同様、此日も醤油ラーメンだけの提饗だ。 辛口の住民が多いネットの評判が上々なので、楽しみに着丼を待つ。

らぁめん 鴇 其の1-02
鶏油が馨しくて、ルックスの良い一杯は淡麗なテイストが想像出来る。 鶏をベースに鴨、少々の牛、其れに貝汁は蛤かしらん。 複雑な構成をスッキリ膨よかに纏めた感じ。 横浜の「維新」に一度だけ伺ったのは2008年の事だが、何も覚えて居ないので比較は出来ない。 一方で、飯田商店の一杯にも通じるイメージを持った。 綺麗でコクが有り、適度なキレを持たせたスープは好みだ。 胡椒との相性にもそつが無い。 三河屋製麺謹製のやや細目のストレート麺は可也柔らか目に茹でて有る。 スープとの親和性を考えての事だろうが、小生の嗜好からすれば、もう一寸加減して頂いても…って感じだ。 チャーシュウは2種類。 1枚は鴨だが…もう1枚は何かしらん? メンマの他に筍が乗って居る。 筍大好きな小生だが、籠められて居るテイストが抜群。 こう云っては申し訳無いが、ポイントの高い要素の中でも、一番の感動は筍だった鴨。
カウンターが高いので仕方が無いのだろうが、確かに此のハイチェアは座り難い。 でも、大きな文句は其れだけ。 渦・渦雷の強力なライバル出現と云う印象だね。 此の美味さなら500mの距離は問題に為らないと感じた。 渦から帰宅するバス停の二つ手前が此処からのリターンポイントだ。

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