紫 くろ喜 其の432014/05/24 01:01:00

エゴノキの花はすっかり散って仕舞ったが、其の下の紫陽花が季節を待ち切れない様に花芽を育んで居る。
紫 くろ喜 其の43-1
新しいバージョンの「A Better Camera」の試し撮り。 中々キリリとした仕上がりなのだが、何とも云えない印象に撮れるのだな…

11時の開店だったので、少しは行列も短いだろうと期待して、昼休みの秋葉原に。 う~ん、短くは無いけれど、此の作品を頂けるなら、仕方有るまい。 御承知の方も多いだろうが、「くろ喜」の並びは、先頭から4人目迄が歩道の右側、其れ以降は左側と云うルールだ。 で、4番目に為った処で右側に移動したのだが、前に並んで居る彼氏さんの彼女が到着して「割り込む」。 「4人でキッチリ」のスペースなので、彼女さんは喰み出して、通行の妨げに… 御友達が並んで居る処へ後から来た人が加わるのは、「割り込み」だと小生は思う。 馴染みの御店で小生が揉事の当事者に為ると店主さんが困惑されるだろうから、何も云わないのだが…

紫 くろ喜 其の43-2
一寸迷って、「鴨そば」の方を御願いした。 つけ麺は「白湯」のターンだったのだが、其れは2週間後にしよう。 アレ? そろそろ「紫」は夏の御休み期間かしらん?
「紫」の醤油スープには、絶対的な美味さが有る。 こんな醤油味は他に存在し得ない。 オニオンコンフィが合うラーメンスープなんて… 蔦の味噌に三つ葉が嵌る様に、此の醤油スープには春菊が最適だ。 勿論、鴨肉と極太メンマも其の役割を全うして居る。 矢っ張り、此の作品は素晴らしい!

トイ・ボックス@三ノ輪2014/05/24 15:05:10

カボちゃんから此の御店の事を伺って、訪問のタイミングを狙って居た。 相変わらずの週末仕事の土曜日の御昼にチャンス到来。 バンちゃんのコンドル屋が臨時休業と伺って、三ノ輪へ向かう。 以前に田中玄さんが営業されて居た場所なので、迷う事は無い。 玄菜麺を懐かしみ乍、開店10分前に到着、SPでした。 店主さんとロックンロールワンで御会いした事は無いのだが、他の御店では随分御世話に為った。 ガイキチさんは小生を覚えて居て下さるだろうか? と、店内に足を踏み入れた途端に、「あら、XXさん」。 嬉しい物だ。 券売機で選んだのは、醤油チャーシュウ麺。 チャーシュウが美味しいと伺って、900円也を投じる。

トイ・ボックス@三ノ輪-1
カウンターよりも低い位置で調理されるので、様子が良く見える。 自信が無いと躊躇われる様な配置だ。 精到な調理作法に鶏油を不断に使って居る。 最後にもう一度、鶏油を加えて居る事も有って、風味はダイレクトの鶏テイスト。 「変わった事はして居ない」と仰るが、正攻法を極めた感と丁寧に下拵えから入って居ます、と云う印象が良く伝わって来る。 スープを啜り(丼を持ち上げて、が大事)鶏香を楽しむ。 清湯にして確りした味わいには巧みが潜む。 魚介の出汁もキチンと取られて居るのも判るよね。 麺はストレートで太さは丁度真中辺り。 やや固目と云う好みの茹で加減で、小麦粉感も充分、良い麺だ。 話題のチャーシュウはロールバラ肉と鶏胸肉。 どちらも美味しいが、バラ肉は肉の旨味が活かされて居るし、鶏の方は低温調理でヘルシーな印象だ。 細かい2種類の葱のカッティングも見事で、脇役以上の役目を果たして居る。
オフィスからなら遠くないし、此の味わいなら…亦、通う店が増えて仕舞う。