らーめん こんどる屋 其の10 ― 2014/05/18 01:01:00
土曜日の仕事の合間にバンちゃんの顔を見に行く。 もう、高齢、イヤ、恒例の行動。 毎週、開店時刻に伺い、階段の下で彼が降りて来るのを待って登る。
此日は担々麺の喰券を購入。 彼のツィートを読んで、是非頂きたいと思った。 調理手順がとても多くて、丁寧に拵えて居るのが見て取れる。 第一印象は重く無いスープだ。 比重的にはライトでも「担々」のテイストは充分で、辛さの程度も弁えた物だ。 「メインでは無いですが、手を抜かないで造って居ます。」は伊達じゃない。 芝麻醤独特の胡麻風味に赤と黒の辛味と香ばしさがとても良く調和して居る。 此等も自家製なのだろう。 ヤシオマスも仕込まれて居るとの事だが、流石に其れは感じ取れなかった。 麺はラーメンとは違うタイプで、成程、スープの味わいを踏まえた選択だ。 此の担々麺は相当に良いねぇ。 此からの暑い季節に汗して頂こう。
視線を感じて振り向くと、奴等が居た…
浦島草の番(つがい)?
凪歌舞伎町豚王 ― 2014/05/18 23:23:00
週末仕事は5月いっぱいは続きそうだ。
前夜に見上げた月はフルムーンを過ぎて居たが、日曜日も早く為った日の出を追い掛ける様な時刻の電車でオフィスへ。 作業の進捗確認や引継を終えると、もう8時だ。 ヤバっ、もう無理かな~と思い乍も、幡ヶ谷へ急ぐ。 でも…矢っ張りアウトでした。 列中の見知った方々に伺うと、8時半には定員の13名が揃ったそうだ。 う~ん、チャンスは此日だけだったのになぁ。 今回は醤油の限定なので、是非頂きたかったのだが、残念。 後日、山本さんに伺うと、此の朝は「特に皆さんの集合が早かった」そうで… 益々、無念の感が募った。
仕方が無いのでバックアッププランへシフトして、歌舞伎町へ足を踏み入れる。 此の饐えた臭いは、43年前(笑)に大学に通う途中、新大久保で嗅いだ其れだ。 懐かしくも気持悪い。 此傍には未だゞ週末ナイトの余韻が溢れ、抜ける様な青空に仇為す輩が街に屯す。 いや、店内にも… エリアマネージャのMさんがケアされて居らしたが、あの御客人は無事だろうか。 他にも丼に残ったスープに髪を浸して突っ伏して居る御兄さん… 小生には非日常の光景だ。 Mさんが「こんな処迄来られるとは…」と冗談を下さる。 そう、凪歌舞伎町店の「豚王」だ。 24時間営業の此方に一度は伺って見たいと思って居たので、良いチャンスだったのだ。 券売機は外に有るのね… 24時間営業だから、其れで問題無いと云う訳だ。 「豚王」のボタンを押下。 細麺の固目をリクエストしたのだが、正解だった見たいだ。
スープは意外に辛いのだが、キーンと突っ張る様な辛さでは無く、旨味に溶け込んだ辛味なので、大いに結構な感じだ。 思った程には重く無いスープなのだが、豚骨感は過不足無く、とても好みの豚骨味だ。 やや固目の細い麺ともビッタシだし、如何にも凪らしい木耳の喰感も楽しめる。 前日のバンちゃんのスープと同様に後を引く味わいで、カロリーを気にし乍、随分飲んじゃったな。 偶に頂きたく為るテイストをたっぷり補充出来たので、「幡ヶ谷ショック」は癒えました。 「絡まれたりしない様に気を付けて御帰り下さい」って云われて仕舞いましたが、確かに小生は浮いて居るなぁ、此の界隈では… サブナードに降りたら、一寸気を張って居たのに気付きました(笑)。