麺屋KABOちゃん 其の622014/04/01 23:23:00

消費税が上がり、入社式が有り…と新年度が始まった。 日出時刻も早く為り、一番電車が多摩川を渡る頃に土手上のマンションが紅く染まる。 そんな日の昼休みに鼻を啜り乍、伺ったのは、霜降商店街。

麺屋KABOちゃん 其の62-1
店頭には、醤油と塩のつけ麺の告知が貼り出されて居る。 実は味噌つけ麺も有りまっせ…なんて。

麺屋KABOちゃん 其の62-2

麺屋KABOちゃん 其の62-3
其処で初めてな「塩つけ麺」を御願いした。 凄く美味しいんですけど… 爽やかな酸味は柿酢由来なのだろうか、マイルドな塩と云うだけで無く、甘ささえ感じる。 スープの底に潜む梅肉の甘い酸っぱさが、塩の風味に溶ける。 実は煮干風味を押さえて、カボちゃんがライトに仕上げて呉れたのだ。 小生の好みを良く御存知の御配慮。 嬉しい物だ。 チャーシュウは豚と鶏の2種類に為ったが、塩スープには鶏チャーシュウがとてもマッチして居る。 貝割を飾ったのも緑のアクセサリー。 麺はつけ麺に仕立てても良いフィールで美味しい。 此の麺はとても好みだ。

麺屋KABOちゃん 其の62-4
連翹は如何にも春な色に輝く。

そばはうす不如帰 其の252014/04/02 23:23:00

朝と昼間の気温差が大きい。 早朝に10度を下回って居ればコートが欲しいが、昼には其れが邪魔に為る。 そんな麗かな昼に不如帰に伺う。 何時も遅れる中央線だが、此の日も京王線を1本ミスって、到着が遅く為って仕舞った。 喰材の高騰と消費税の増税で多くのラーメン屋さんが値上げを行った。 不如帰も例外とは行かず、塩の支那筍つけそばは950円に為った。 此の味なら充分に見合って居るとは思うけれど、小生の様に毎日50円、100円のアップは辛いかもって、皆さん同じだよね。 何処で喰べても値上げばっかりだもの…

そばはうす不如帰 其の25-1

そばはうす不如帰 其の25-2
山本さんの作品は何れも塩と貝のテイストが良く組合わさって居るが、麺も美味しい!  此れを直喰して味わうのが最初の楽しみだ。 細いメンマを交ぜて頂くのは亦、格別で有る。 スープの塩味は温麺のテイストとは随分違う様に思える。 蛤の印象を少し抑えて塩の輪郭を強めて居る。 そうは云っても、尖った塩気が有る訳では無く、飽く迄、ジェントルでマイルドだ。 少し加えられた辛味も亦、良いアクセントに為って居る。 チャーシューや太細2種類のメンマもスープに浸して頂くのが好み。 更に細かくカットされた葱を絡めるのが佳い。 此の塩味スープなら割って頂く事も無く、完飲だ。

そばはうす不如帰 其の25-3
蕗の薹、御鮨屋さんで天麩羅にして頂いた(笑)ら、春の苦味が美味かったなぁ。

今日の蔦 其の1182014/04/03 23:23:00

雨…春雨なので、濡れても良い? いや、風邪がぶり返すので、傘を持って行こう。 で、昼休みに訪蔦。 前日は昼で売り切れと云う事だったので、用心しての昼蔦。 雨にも拘わらず、沢山の方が御待ちだ。 でも、行列場に屋根が有るので助かる。 此日は、湯沢さんがホールを担当されて居る。 XZ-10 を忘れたので、ズルトラのカメラで撮ったが、消音カメラ(其の目的で無くても、矢張り音がしないのが良い)のアプリを変えたので、少しはマシな絵に為った…かな。 此のアプリではブラケット撮影が出来る。 此のフォトは明るく撮れたフォトを暗くレタッチした。

今日の蔦 其の118-1
御願いしたのは、醤油そば。 最近は何時も味噌なので、此日はベーシックな一杯を頂く事にした。 色々な進歩や改善を重ねて居るが、更に美味しく為ったのだろう。 毎度の事乍、並べて頂かないと判断が付かない。 いや、今回は少しは判るかも。 「懐かしさ」がプラスされたと思う。 多少感じて居た、エスニックな印象が薄らいで、ノスタルジックな醤油が顔を出して居る。 シンプルに感じさせても奥の深さを充分に納得させられる、そんなイメージだ。 相変わらずの蔦の醤油スープの基本的なフィールは頗る良い。 切れが有って、優しい。 麺も撓やかで小麦粉の風味も高い、好みで有る。 大人気の蔦だが、亦、夜にも伺いたい物だ。

今日の蔦 其の118-2
あ、土筆だ…子供の頃から一番に見付けた時は、ときめきを覚える。