今日の渦 其の5362013/11/26 01:01:00

恒例、渦のボジョレーナイト。
今日の渦 其の536-07
そんなにボジョレーな夜を騒ぎたい常連さんが他に居る訳では無いのだが、芳実オーナーが毎年気遣って下さる。 此の夜、付き合って下さったシニアワインエキスパートのCさんと小生は同じ意見。 ボジョレー・ヌーヴォー自体をを殊更に飲みたい訳では無いのだが、クリスマス前の此のタイミングに「もう今年も残す処、一ヶ月だねぇ」と皆で集まる口実にしたいのだ。 季節、と云うよりも時候を感じたいのだ。 まぁ、何でも良いので有る(爆)、皆で過ごせれば…、渦で過ごせれば。 但し、小生の体調は絶不調… 歳も考えずに、深夜から早朝に「哀損」ばかりで無く、「ラヴ女医」迄追い掛けるから(昼間はちゃんとオフィスにも行きますとも)なのだが… あ、彗星撮影の話です(笑)。
毎年、タイユヴァンかドミニク・ローランのボジョレー・ヌーヴォーを当日に買うのだが、2013年は三越で後者を購入。
今日の渦 其の536-01
こんな材質の悪い木箱を毎年使う(ヴィンテージを入れて居ない)なら、タイユバンの「赤」の様に厚紙の箱で良いと思うのだが。 タイユヴァンの1万円の「黒」は上質?の木箱入りだったね。 そんな夜は奥のカウンターが良いと何時もよりは早い小田急線に乗る。 遠方から来て下さった御二人が直ぐに到着されたので、好判断では有ったのだが、4人目の方が並ばれる迄は可也の時間が有りました。

今日の渦 其の536-02
「3皿、造って置きました」とオーナーが次々と出して呉れました。 一つひとつ解説を加えて下さったのだが、此の夜は(も)頭が働いて居ませんでした。 ひとつだけ理解したのは、得手なのはラーメンだけじゃないのね、と云う事。
今日の渦 其の536-03
ワインに合う様にと色々と考えて下さった、其の御気遣いと御気持に感謝です。 ん、うめぇ~

今日の渦 其の536-04
ドミニク・ローランだが、蝋で封印されて居る。 「そう云うイメージ」にしたいのね(笑)。 だが、13年は苦味が舌を叩くので印象が良くない。 渋味は適当だが、ガメイらしい「嘘臭い」と云うか、人工甘味料の様な甘さも足りない。 ボジョレー・ヌーヴォーが背伸びをしてコケて仕舞った感じで、分相応に振舞えば、問題無かった…と云う御話かも。

今日の渦 其の536-05
Cさんは、ボジョレーはボジョレーでも、ヌーヴォーではなく、「ムーラン・ナ・ヴァン」。 村のAOC、クリュ・ボージョレだ。 派手な色味でコクが有るが、不思議な味わい。 Cさんをしても「ガメイって、当てられるかしら?」。 小生に為ると、「スペインか何処かのローカル品種じゃない?」 時間が経つと柔らか味が出て、あの「イチゴキャンデーの甘さ」が感じられる様に為って来る。 ガメイは不思議な葡萄なのだ。 尤も此の夜の小生は「風邪舌」で全てが怪しい。

今日の渦 其の536-06
遠距離常連さんの御土産は、薩摩揚。 芳実オーナーが綺麗に盛って呉れました。 近くの常連さんも集まって来て、賑やかに為った頃には、小生の意識は朧に転じる。 結局、麺喰はパスして、翌日の有るCさんと一緒に早退。 翌日の金曜日は絶対無理と判って居たので、オフィスには休暇届を出して居た。 …で、其の儘、金・土・日とダウン。 土曜日に「美人の新妻さんと待ち合わせて、東京ラーメンショーに伺って、渦スタッフの辰也君の新人グランプリの応援をして、青空食堂で牟田さんやミィさんに会って、ワポ会で夏さんや黒木さんの一杯を頂いて…」が、全部パァに為りました(号泣)。 こんだけ咳が出たら外出は社会の迷惑だし、まぁ出られる訳も無く、です。

麺屋KABOちゃん 其の462013/11/26 23:23:00

日の出の位置は変わってもオフィスの中を移動して、此の窓から昇る御日様を追い掛ける。 建設中のビルのクレーンとの位置が狭まった。
麺屋KABOちゃん 其の46-1
何れ、此の二つのビルの間からの日の出を見る事に為るのだろう。 此れは、XZ-10 で撮った。

風邪罹患期間はラーメンを喰べなかったので、随分インターバルが開いたと思ったが、4日間だけだったのか… 最後に喰べたのが、カボちゃんの味噌だった(渦では麺喰しなかった)ので、快気(して無いけど)祝いに霜降に向かう。 前夜の嵐で寒く為るかと思ったが、南関東に限っては比較的暖かい。 マフラーだけを頼りに日溜を行くとポカポカして来る。 厚着で汗を掻くと更にコンディションを悪化させる事位は漸く学習したのだ。

麺屋KABOちゃん 其の46-2
御店の前には前週、蔦でも御会いしたジタローさん。 兎も角、ラーメンを沢山召し上がる御話をいっぱい伺う(笑)。 小生の選択は味噌か醤油か… で、味噌ってのは前回と同じパターンだ。 ずっとカレー風味の事ばかりで、味噌其物には余り言及して来なかった。 此の味噌は比較的穏やかなキャラの物を使って居る見たいだ。 勿論、カレー風味との兼合なのだろうが、味噌の主張が少ないカレーラーメンとは一線を画す。 味噌らしいテイストにはコクも深みも充分。 基本的に八丁味噌のような赤の味わいなのだが、其処に加わるアレンジが矢っ張り、カボちゃん流。 山椒の効きは中々で、良い痺れ具合で有る。 カボちゃんの味噌中華、TRYで評価された醤油に加えて、此方も御勧めで有る。