今日の渦 其の5342013/11/06 01:01:00

予定外に本鵠沼へ。 こんなにインターバルが短いのは久し振りだなぁ。 一寸、飲みたい気分で到着。 こんな時に渦以外の店に伺うと悪酔いしそうなのだ。 軽く飲んで…は、難しくても、此処では平和に飲めるのよね(笑)。 「そろそろセラー内の在庫が乏しく為って居た筈」と思って居るとロックスオフの御店主が配達に… 此は良いタイミングだねぇ。

で、プライスが書き込まれる前に開けちゃったのが、此。
今日の渦 其の534-02
「ブランジェリーナ」のシャトー、「ミラヴァル」。 ロックスオフのコメントにも「ミーハーな方に!! (笑)」と有る。 前年に「06ヴィンテージ」を渦に持ち込んで飲んだ記憶が有る。 シラーが80%でCSが20%だが、ブラピとアンジーが仲睦まじい内は「温かい」味わいが維持されよう。 芳実オーナーが事務作業に切りを付けて、付き合って下さった。 新しいタレで造った試作のスープは大層美味しかった。 メニュー化は直ぐかも。 翌年のワクワクな計画を伺って、益々ワインが美しい。

今日の渦 其の534-03
先日も頂いた餃子の皮の中にキーマカレーとチーズを仕込んだ摘みは相当に好きだ。 此の夜も振舞って頂いて仕舞ったが、メニューに乗れば、小生の新定番は間違いない。

今日の渦 其の534-04
2本目はコート・ド・ボーヌのピノ・ノワール。 此はデキャンタージュは不要だろう。 華やいだ若さ、フレッシュなピノ。 順番は疑問だった(笑)が、こんなピノも偶には良い物だ。 気分をエイジングケアして呉れる。 そんな一杯をオーナーとグイグイ飲んで居ると、シラスさんが到着されて、えぇ御一緒に…

今日の渦 其の534-05
で、もう1本。 此は…葡萄牙(ポルトガル)のフルボディ。 セパージュは、「トゥーリガナショナル / トリンカデイラ / アリカント・ブーシェ / アラゴネス」と珍紛漢紛。 縦長のカラフェに移して頂いたが、2本目のピノとは打って変わって、妖艶なトロ~リとしたコクとタッチが魅力的だ。 全ての要素が老獪でタンニン、酸味、スパイシーさ…何れを取っても正体を現さないイメージ… あ、もう小生がベロベロなのかも知れない(爆)。 余り摘みを頂かないでカパカパ飲む悪いパターンで、すっかり御機嫌も回復。 シラスさんの「呟き」通り、渦は店もスタッフも、そして御客様迄小生を癒して下さる天国なので有る。

今日の渦 其の534-01
締麺は此の夜の限定、「鶏油まぜそば」。 良い鶏油が入手出来た時だけに用意される作品。 黒板のコメントの様に鶏の香りと旨味が凝縮された味わい。

今日の渦 其の534-06
鶏の風味に節が上手く絡んで、フレイバラブルな作品。 掻き混ぜる内にドンドンと旨味が増して行く印象。 中太くて丸い麺はタレに良く絡んで呉れる。 喰感も風味も良い秀でた麺だ。 此の製麺屋さんは、芳実オーナーの意図を良く汲んで麺を造って呉れて居る様だ。 メンマやチャーシュウも御構い無しに絡めて行くと節に加えて、タレに仕込まれた魚介が適度に昇って来る。 柚子胡椒を少しづつ麺に塗して頂くのが好みで更にムードが向上する。 此のまぜそばは最高だね、美味也。