支那そばや@大つけ麺博2013/11/01 01:01:00

此の日もセミナーの齣を縫って、昼休みに遠征?。 巣鴨では無く、新宿の「大つけ麺博」。 今回は知った御店の出店も無く、パスする心算だったのだが、ロックンロールワンの嶋崎さんの御誘いに御応えして、支那そばやさんのブースを訪問。 
支那そばや@大つけ麺博-4
会場入口で大崎さんとドルさんに御会いして、諸姉/兄が屯す場所を教わる。 今回は浜松町では無く、歌舞伎町の公園での開催。 狭い会場なので、4グループに分散し、会期が長い。 此の日は第4陣の初日に当たるので、支那そばやさんのブースには、「佐野ジャパン」の麺々が勢揃いされて居る。 行列が長いだろうと踏んで、「ファストチケット」を購入して居たので、専用レーンに進む。 其処には誰も居なかったので、当にノータイムで提饗を受ける。 此のシステムは小生向きだ。 嶋崎さんもいらっしゃったので、ロックンロールワンのトッピングと云うか、追加の皿を御願いした。 ドルさんに伺った辺りを探すと直ぐに皆さんを発見、混ぜて頂く。 FILE さんは帰られたばかりとか、亦御会い出来ずだ…

支那そばや@大つけ麺博-1
つけ麺は此。 麺にはチャーシューが置かれ、イクラが鏤められて居る。 其他には香母酢とホースラディッシュが添えられて居る。 麺の表面にポツポツと斑点が有るので、全粒粉を使って居る様だ。 此の多加水麺は撓やかで腰も有り、悪く無い。 麺の下に水分が有るのだが、勿論、湯切不足な訳では無くて、昆布風味の出汁水の様に思える。 ホースラディッシュを塗して頂くと風味も感じられ、美味しい麺だと判る。 イクラ…はどうなんだろう。 クオリティは上々で、悪くは無いのだが、余りレゾンデートルも感じない。 チャーシューは少し塩が勝って居るが、普通な印象… 佐野さんが全国から厳選した素材と云う拘りは小生には判らなかった。 スープは甘さを湛えた醤油ベースで和風な事も有って、蕎麦汁風。 魚介風味は煮干よりも鮭のニュアンスで、其れに鶏が絡む。 比較的サッパリ仕上げて有るが、出汁の印象を抑えて居るのは、麺を出汁が浸して居るからなのだろうか。 香母酢を絞った麺を落とすと更に良い印象。

支那そばや@大つけ麺博-2
ロックンロールワンセットは、蛸と鶏。 他のトッピングもそうだが、嶋崎さんが仰って居た様にアルコールの御供に良さそうな品だ。 蛸足も柔らかいし、笹身も優しい。 焼酎が似合いそうな味わいだ。
支那そばや@大つけ麺博-3
其れに「ジュンチャンラァメン」が一袋付いて来る。 でも、「一口キャビア」の方が良かったかも…(笑)。

紫 くろ喜 其の222013/11/02 01:01:00

亦々1週空けての金曜日の訪問で、白湯の鴨つけそばを頂けないで居る… でも、「鴨つけそば」は大好きなので、気分は浮き浮きだ。 2週間振りに頂く黒木さんの一杯。

紫 くろ喜 其の22-03
何時もの味わいなのだが、何時も以上に美味しそうに見える。 何時もの様に、低加水のパキポキ麺を直喰してスタート。 此の風合いの麺は本当に好きだ…と、何でも「何時もの通り」が嬉しい。

紫 くろ喜 其の22-02
オニオンのコンフィの忍んだ漬汁の味わいも矢っ張り何時もの特別振りだ。 酢橘の風味、春菊の香り、太くて柔らかい鰹の味が染みたメンマ、そして鴨肉のテイスト。 大満足ぅ

紫 くろ喜 其の22-01
所用で豊洲に行った序でに撮った1枚で、遊んで見た。

今日の渦 其の5332013/11/03 12:05:33

以前に診て貰って居た世界貿易センタービルの診療所に書類を取りに行った序でに、展望台に上がって見た。 実は初めてだったのだが、有料(620円)なのね。 椅子やテーブルも有って快適だし、御姉さんが優しくて良かったけれど。
今日の渦 其の533-01
太陽が滲んで見えるのは、ガラスに張られた飛散防止のフィルムの影響で、此れはフォトテイクには邪魔物だ。 角度次第ではもっと酷く為る… 其の夕陽が沈む先には富士山の頂が有る計算なのだが、山容は全く判別出来ない。 其れにしても東京には高いビルが増えた物だなぁ。 逆光に為ったビル群を明るくレタッチして見た。
撮影者は10名に満たないので、此の日は御互が邪魔に為る事は無かったのだが、「三脚は1台だけ」(使えるのが吃驚だが)、「レンズはガラス面から10cm以上離して」(「其れじゃあ、フィルムは貼らないで…」と云うのは無理なんだろうが)…、守られて居ないなぁ。 納得が行かなくても、其処で定められて居るルールは、取り敢えず守らないと、ね。 日が沈むのを確認してから急いで電車を乗り継いで、何時もの時刻に本鵠沼に到着。

今日の渦 其の533-02
駆付ビール。

今日の渦 其の533-03
新しいスタッフのK君が拵えて呉れた試作の品。 餃子の皮の中にキーマカレーとチーズが仕込まれて居る。 中身の味のコンビネーションが秀逸だし、パリパリの外皮との対比も良い。 手で掴んで頂くのだが、手羽先の様にペーパーナプキンが必要だ。 未だ歩留が課題との事だが、メニューに載るのを楽しみにして居よう。
此処で芳実オーナーは別件の御仕事で外出。 後は、辰也君、K君、Hちゃんに託される。 其の辰也君だが、東京ラーメンショー絡みの「ラーメン新人王グランプリ」の決勝トーナメント進出が決まったそうだ。 翌日には、渦にもTV取材が入るとの事で、目出度くも凄いね。 東京ラーメンショーで準決勝、決勝戦が行われるそうで、応援に行かなくちゃ!

今日の渦 其の533-04

此の夜はシニアワインエキスパートのCさんと待ち合わせ。 少々遅れ気味の彼女を待たずに開けたのは、カザーレの「キアンティ コッリ・セネージ」。
今日の渦 其の533-05
トラディショナルなサンジョヴェーゼの仄かな甘味が気持ち良いが、キュートなタンニンと相俟って、「枯れたキャンディ」の様だと到着されたCさんと微笑む。 多くの葡萄品種が使われて居るそうだが、其等の纏まりの有るハーモニーが心地良い。

今日の渦 其の533-06
定番…の癖にレアと呼ぶのか、スモークと呼ぶのか…後者が正しい様です。 渦の由緒有る味わいは、赤ワインに嵌る。

今日の渦 其の533-07
面白いのが有る…とCさんが嬉しそうにピックアップしたエチケットには、不思議な文字が…希臘(ギリシャ)ですかい。 「ドメーヌ・ダラマラス ナウサ・パリオカリアス」、3本目だったら舌を噛んだだろう。 葡萄品種は「串の鮪」?…、いや、「クシノマヴロ」だそうだ。 云われて見れば、希臘は基督が生まれる1500年も前からワインを生産して居た、謂わば発祥の地だから、美味いワインが有っても当然と云う訳だ。 此方は試飲すると華奢なピノ・ノワール的な印象が有り、派手なデキャンタージュは控える事に決定。 色相もそうだが、味わいもピノにネッビオーロとかガメイを加えたニュアンスが有り、興味深い。 赤系のチェリーや木苺なんてイメージが其れを惹起せしめるのだが…若く感じる分、最初のデリケートさが酸味とスパイシーさを醸す様だ。 ロックスオフの御店主の「為て遣ったり顔」がボトルに浮かぶ様だ。
デキャンタージュをしないと知るや、Hちゃんがボトルに付ける注口をサッと出して呉れる。 こう云うアクションはポイントが高い、有難うね。

今日の渦 其の533-08
鶏皮餃子。 昼も夜も此れを頂く事が多い。 スパイシーなソースと柔らかい歯応に呼応する旨味が何とも癖に為る。

今日の渦 其の533-09
此れも定番中の定番。 メキシカンピザ。 肉味噌とチーズにレタス、パリパリの生地。 此れはワインの為に用意されて居るに違いない。

今日の渦 其の533-10
小生が今、最も好きなつけ麺のひとつが、渦の「夜鳴つけそば」。 此れは美味いっす。 此の漬汁の醤油感とたっぷり葱の香草のニュアンス、仄かな魚介に鶏… 小生の好きな要素が不断に凝縮して居る。

今日の渦 其の533-11

辰也君が麺のボリュームを調整して呉れた。 気が効く彼なのだ。 たっぷりの柚子胡椒も嬉しい、三つ葉や岩海苔、チャーシュウの入った丼に漬汁を少々掛けて、掻き混ぜたい衝動を抑えて、普通に頂く(笑)。 麺の風味、喰感も申し分無くて、最後に此の一杯を頂ける渦のアドバンテージは、五臓六腑に滲み居るなぁ。
5時間も粘着して漸くの御帰還、御世話に為りました。