今日のワイン 其の838 ― 2013/07/06 13:38:43
アンドレ・ブルネル シャトーヌフ・デュ・パプ レ・カイユー
Andre Brunel Chateauneuf Du Pape Les Cailloux 2008
娘宅での2本目は駅前のデパートで購入。 地下の喰品売場の奥に1階のスーパーとは品揃の違うワインショップを発見。 おぅ、此れで選択の幅が広がった。 其処で見付けたシャトーヌフデュパプは、アンドレ・ブルネル。 小生は此のローヌは結構好きなので、迷わず選択。
不思議なエチケットのデザインだが、「レ・カイユー」とは「小石・砂利」と云う意味だそうで、納得。 2008年のローヌの評判は芳しくは無い。 だが、流石にブルネルは違うと思わせるに充分なボトルだった。 此のリージョンらしく、セパージュは、72%のグルナッシュにシラーは12%で、ムールヴェードルの方が15%と多い。 残りの1%に何種類の葡萄が詰め込まれて居るのかしらん?
暗褐色のルビー色の液体のエッジはやや紫掛かって居る。 ブーケも濃厚で複雑で、中々嗅ぎ分けられない。 ジャミーな苺とブラックチェリー以外にも何処かの花畑の香りは、富良野辺りかしらん? 液体のタッチは厚く滑らか。 シルキーと云うよりは、ベルベッティな舌触だ。 果実感が高いフルボディでアルコール感は中々だが、存在感の有るタンニンや酸も穏やかに一体感を構成して居る。 アフターの引きの過程が華麗で、厚みを少しずつ削り乍、消えて行くのがエレガントでも有る。 飲み頃が何時だか判然としない不思議さが有るが、今抜栓しても充分以上に楽しめると云う確信が芽生えた。

持参したアンパンマンの玩具と孫娘。 先ずはじっくりと観察するのが彼女のスタイル。 生粋の理科系っ子か? パッケージを良く見たら、対象年齢3歳とか書いて有った(汗)。 2歳の誕生日迄も未だ3ヶ月も有るのだが、一番難しいカードを使う手順以外は、ちゃんと仕分も出来ました。 屹度、天才に違いない(爆)。 祖父馬鹿…