ロックンロールワン@赤坂 其の134 ― 2013/07/01 20:52:18
早朝に見上げた凌霄花(ノウゼンカズラ)。
青空や緑を背景にすると美しく撮れる。 だが、梅雨の曇天と電信柱では、イケてませぬ。
土曜日に伺ったばかりだが、正午のタイミングに混雑状況の視察(笑)に伺う。 未だ混み始める前と云う印象だったが、其の後に沢山の御客様が来られた。 提饗効率を考えての事だろうが、フルオキュパントに為る前にウエイティングチェアに案内して居る様だ。 昼休みの「後客続々のシチュエーション」だとウエイティングチェアに座り切れずに、扉との間、券売機の前辺りの狭場に人溜が出来て仕舞う。 退店される方が人混を擦り抜ける様にして扉を開ける。 此は印象が宜しく無い。 亦、空席が見えるだけに御待ちの方はフラストレーションが募りそうだ。 大きな収容能力が却って仇に為った格好だなぁ。
土曜日に引き続いて、つけ麺(此処では「2号つけ麺」とは呼んで居ない)を御願いした。 着丼迄15分弱掛かって居るので、回転は良いとは云えない。 でも、テイストは麗しい。 前回よりもスープの温度も高くて、更に味わい深い。 麺の茹加減やチャーシュー、穂先メンマも変わらずに佳い感じ。 添えて有る檸檬を麺に軽く搾り込んで、更に山葵を乗せて漬汁に浸すのが好きだ。 そう云えば、山葵は丼の縁に乗せて居るので、別皿は漬汁の薬味だけだ。 此を少しずつ落として味の変化を楽しむのも良い。
ユウタは初めての御休み。 ファミリー孝行に励んで居る事だろう。
饗 くろ喜@秋葉原 其の19 ― 2013/07/02 19:37:58
7月から「饗 くろ喜」では、週替の限定作品の提饗が有る。 初回は「鶏節」を使った「鶏塩つけそば」との事。 あのパキポキの低加水麺を使うと伺って、秋葉原迄の行脚。

夏の陽射が強烈なので、シェードの下で待ちたくて早目の到着。 翌日に為れば、曇空が戻りそうだが、其れはスケジュール的に厳しい。
「塩ベースの鶏でローストトマトを使う」のは奇しくも蔦の「鶏とローストトマトの冷製塩そば」と同じだと黒木さんが仰る。 おや、感性も歩み寄って来たのかな(笑)。
先ずはスープ。 綺麗でクリアな色は、如何にも美味しそう。 碗から鶏の風味が軽やかに、でも確りと漂って来る。 何時も此の麺を直喰して居るので、直ぐに漬汁へ浸す。 凄い相性… 鴨でも鶏でも此の麺のアドバンテージが良く感じられる。 青葱が麺の脇を彩るが、麺と絡めて漬汁に落として頂くと風味が高い葱と知れる。 鶏チャーシューは、腿肉と胸肉の2種類が乗る。 腿肉は醤油醪の独特な風合を楽しめる。 胸肉は低温調理だそうだが、頗る旨いし、サクッとした喰感が堪らない。 禁酒期間でなければ、一杯行きたい処だ。 そして件のローストトマト。 じっくり焼いたので、トマトのテイストが濃縮された印象。 此位のインパクトが有る方がつけ麺のサイドとしては適切だろう。 其の儘で佳し、漬汁に落としても良しとの事。 此の日は珍しく最後に漬汁を割って頂いたのだが、トマトは此に浸すのがベストに思えた。 因みに小生は漬汁にサッと通して頂きました。 頂上に配されたのは、主役で有る「鶏節削」。 此から漂う鶏香が洗練されたニュアンスを醸し出す。 鶏節と鶏節スープが合わさって、鶏好きには堪えられない味わいに昇華する。 流石に黒木さんの繰り出す作品は凄い。 次週以降の夏麺がとても楽しみに為った。
此の夜には、ゲリラ限定の「豚骨トマトボロネーゼ」が提饗されたらしい。 ありゃあ、残念。 此の夜だけを「狙い撃ちで決めてやる」だったのね(笑)。
今日の蔦 其の84 ― 2013/07/03 21:20:16
蔦では無く(笑)、

藪枯の新葉。 余りに綺麗な様子に足を止めた。 草刈機で何もかもがバッサリ遣られた後に逞しく急速に伸びて来る。
禁酒期間中なので、蔦も昼に伺う。 矢っ張り、あれは良いニュースのリークだったのね。 Yes!
購入した喰券は、味噌。 一寸、インターバルが空いたかも知れない。 でも、少し南の香りがする味噌スープには相変わらず旨味がたっぷり籠もって居る。 「壱岐っ娘」抜きの時は、此の微細な味噌のテイストをより細やかに感じ取れる。 極上の味噌スープに三つ葉が良くマッチする。 麺も撓やかで腰が有ると云う小生が好きなタイプだし、チャーシューの美味さは最早御家芸だ。 大満足でオフィスに取って帰る。
此の日、小生が蔦に着いた時、御母さんが幼子を自転車から降ろして居る処だった。 少し逡巡したのだが、行列も無く、小生は先に扉を開けてしまった。 此の時点で後ろめたい気分。 4人掛けのウェイティングチェアに先客2名。 小生が座ると、御母さんのスペースは無い。 益々居心地が悪い… と、連続した4席が一挙に空いた。 二人の前客を送った後、並びの席を其の母子に譲った。 でも、小生は調理順の都合は何も忖度しなかったので、祐貴君や湯沢さん、高橋さんを困惑させて仕舞った。 御免なさい… 半端な「よゐこ」を演じずに、最初に母子の入店を待って居れば、何の問題も起きなかったのだ。 未だゞ未熟じゃのう… と情けない反省。