今日の渦 其の5182013/07/31 01:01:00

過日、還暦を祝って頂いて以来の訪渦。 1本早めた小田急の御陰で、SPを確保。 2番手到着はグループでテーブル席に案内されたので、拘らなくても何時もの席に落ち着けたのだが… 亦、新しいスタッフが加わった、大柄の御嬢さんなのね。

今日の渦 其の518-1
先ずはビールでしょう、矢っ張り。
今日の渦 其の518-2
と、グイと飲み干して、エル・マセットを逆さに。
今日の渦 其の518-3
此のボトルに限ってだが、少し酸味が強い感じがする。 だが、不具合と云う様な話では無い。

今日の渦 其の518-4
久し振りに御願いしたのは、メキシカンピザ。 Tちゃんに我儘を云って、カットして頂いた。 御陰様で喰べ易くて有り難い。 ワインが一緒だったので、タバスコは使わなかったが、相変わらず好みの味を出して居る。 此の夜もY君が厨房を任されて居るが、メニュー造りの手を休めて顔を出して下さった芳実オーナーの「塩釜チャーシュー」。 先日よりも少し塩分を控えたそうだが、此は素晴らしい。 ワインにもピッタリなのだが、フォトテイクを失念した。

今日の渦 其の518-5

今日の渦 其の518-8
ワインと云えば、沢山のボトルがロックスオフから届く。 都度違うボトルを揃えて、楽しもうと云う趣向なのだが、手にする側から「此、予約」のコールを連発。 ボトルにはロックスオフの御店主のコメントを記したタグが付けられて居て、其れを読むのも楽しみのひとつだ。 セラーはあっと云う間に満室に(笑)。

今日の渦 其の518-7
主麺は、此の夜の限定の日向地鶏のまぜそば。

今日の渦 其の518-6
鶏風味が不断に閉じ込められて居て、混ぜる側から香りが漂う。 更に節香が良い具合に鼻孔を擽る。 太い麺の喰感と小麦粉感が醤油タレとオイリーなニュアンスにピッタリで、然り気なく濃いと云う味わいを満喫。 柚子胡椒とのマッチングもとても良い。 何を頂いても安心の美味さは、信頼度絶大。
ワインのバリエーションも増えたし、頻度アップして伺わないと…

饗 くろ喜@秋葉原 其の232013/07/31 23:23:00

前夜に渦で飲み過ぎたのか、気温30度程の道を25分も歩くと汗が滴る。 此でアルコールも抜け様と云う物だ。

饗 くろ喜@秋葉原 其の23-1
今週のくろ喜の限定は、「冷やし坦々鶏そば」。 何時も乍、黒木さんのブログに詳しいレシピが有る(こんなに細かく書いて良いんだ)が、辣油迄拵えて仕舞うのね。 そんな手間の掛かった作品が800円と云うのは申し訳無い位だ。 開店を待って居ると胡麻の香ばしさが店内から漏れて来るので、喰欲増進だ。 開店時刻には矢張、20人以上の方が集まる。 暑い中、御互い御苦労様です。

饗 くろ喜@秋葉原 其の23-2
此が其の一品/逸品。 坦々(担々)麺と云うからには辛いのだろうが、勿論、黒木コンダクターの統制下で、辛さにしろ何にせよ、狙わない限り、ひとつが突出するなんて事は起こり得ない。 比重の大きいスープなので、蓮華を使って頂く。 辣油の透明な橙色が、白胡麻スープに綺麗な模様を造る。 思った程には辛く無いな…と云うのが初口の印象だが、麺を絡めると確りした辛味なのだと再認識される。 辛味以外に痺れ感が加わって居る。 此れが中々効いて居るが、花椒由来だそうだ。 更に味噌風味が適度に香る。 こんな上級な味わいの担々麺は初めてだ。 トップを飾って居るのは貝割だが、其の下には韮や微塵切の搾菜や粗くカットされたオニオンが忍ばせて有り、複雑な味わいに貢献して居る。 亦、やや辛く味付された鶏肉が小生の好みに合う。 麺は平打のピロピロな太麺で餅々したボリュームたっぷりのヘヴィなタイプ。 此位じゃないと担々スープに負けて仕舞うのだろう。 根性の座った製麺者と同じキャラが出て居るのかも(笑)。

「次は此迄で一番『ハイカラ』な一杯です」と黒木さんが仰る。 御隣の若い常連さんの御一人が「ハイカラって?」と問われる。 成程、もう直ぐ死語かもね。 相方さんの回答は、「洋風って事かな」… ですね(笑)。