饗 くろ喜@秋葉原 其の862017/07/10 23:23:00

此日から復帰の黒木さん。 栄光の初杯を頂こうと早目に向かう。 此の陽射ならシェードの下で無ければ、茹だって仕舞う。 日影だって暑いのにね。 少しスリムに為られた黒木さんは自ら御掃除、窓拭とクリーンアップに精を出されて居る。 スタートスローリーで、御大事にして頂きたい物です。

饗 くろ喜@秋葉原 其の86-1
夏麺第2弾の作品名は「とうもろこしと羅臼昆布の冷やしそば」、と頂く前から垂涎物。

アスパラと漬汁の玉蜀黍が平行に為る様に撮って下さい、との事。 畏まりました!
饗 くろ喜@秋葉原 其の86-2
小麦粉の香りが風雅な平打麺(詳細仕様は黒木さんのブログで)を浸すのは羅臼昆布出汁。 タレは塩を使って居るそうだが、両者のコラボレーションがピッタリで、此儘幾らでも麺を喰べられる。 此方もスリムなアスパラだが、茹加減が絶妙で喰感と青さの残り具合がピッタシ。 甘海老は高級品ならではのムニュっとしたタッチ。 適度に味付けが施されて居り、其れも亦良い。 漬汁のパウダーは印度の香辛料で有るガラムマサラと黒胡椒だそうだ。 スパイシーさで玉蜀黍の甘さと対峙させて居る。 玉蜀黍は早朝に収穫した山梨のスイートコーン、「きみひめ」。 上品な甘さが極め付け。 此処へ昆布出汁の絡んだ麺を落として頂くとこんなに相性が良いのかと吃驚。 鶏の胸肉が漬汁に潜んで居るのだが、此れがとても手が込んで居る。 林檎チップでスモークした塩で低温調理したとか…凄! 最後はデザート代わりに麺を入れたグラスボールに留まらせた生の「きみひめ」を頂く。 爽やかでジューシーな甘さが滲み入る。 「美味しいでしょう… 畑で4本も喰べちゃいました」と黒木さん(笑)。 今回も素晴らしい夏麺に感謝。 御馳走様でした。