今日の渦 其の４５７ ― 2012/07/18 01:01:00
人間ドックも終わり、漸く禁酒期間が終了。 勇躍、本鵠沼へ。 さぁ、飲むぞ… 娘にすら「何か間違って居る」と指摘されるのだが、何事も数字で評価される人生を今更変えられる物か…と、開き直る。 でも、体重は増えて居なかったのに、腹回りは４センチも向上。 そうだ、前年は御腹を凹ませてから、測って貰ったんだった。 ヤヴァイな。
扨、常連の皆さんが、Ｒさんと小生の誕生日祝いをして呉ださると云うので、嬉しくて駈け着ける。 此の夜は貸切にして下さったので、有り難いやら申し訳ないやら。 Ｔさんと芳実オーナーからワインを頂き、早速飲んじゃう。
最初はユドロ・バイエのシャンボール・ミジュニー。 前年の８月にＣさんから０８年を頂戴して（単独記事は未だアップして居ないな…（汗））、今回はＴさんから０９年を。 次回は１０年に違いない(笑)。 先日も「ロックスオフ→渦」のパターンで彼の「レ・クラ」を飲んだが、此の造り手さんは、小生の好みだ。 酸味の綺麗なフレッシュネスが持ち味で、可憐な味わい。
芳実オーナーからは、ハリウッド＆ヴァインセラーズのＣＳ、「２４８０」。 此方はパワフルでリッチなナパのテロワールが不断に詰まった小生好みのボトルで、頼もしいって印象だ。 此れは高価なボトルで… って、小生が目を離した隙に沢山飲んだのは誰だ(笑)？ こんな状況も楽しく、嬉しい渦なのだが…ね。
一方で、こんな上等の日本酒も…
慎重にワイングラス注いで、氷をひとつ落として…皆で乾杯。 芳醇でフルーティな珠玉の酒。
此の夜の摘みは、皆でシェアしたので、兎も角、撮った。
女将さんの３点盛り。 「じゃがいものおたふく焼き」、「豚肩ロースのグリルロール」と「菠薐草の胡麻和え」。 手間が掛かって居そうな家庭料理は、毎度の楽しみ。 特に真中の豚が好きだなぁ。
新メニューのピザ、３種。 生地は餃子の皮とか。 此の頃に為ると何れを喰して、撮っただけなのは何だったか、記憶が曖昧。 喰わせ甲斐が無い奴で…
「鵠沼中華そば」と云う新たな作品も有ったのだが、此の夜は久し振りのアルコールですっかり眠く為って仕舞って、主麺を頂かずに失礼して仕舞った。 亦、次回に御願いしよう。 芳実オーナー、亦造ってね。
土曜日には江の島の海の家で、歌舞伎役者の中村獅童さんとのコラボラーメンを提饗する渦。 当初の予定から日程が変更に為り、小生は外せないオフィスのスケジュールを此処に組んで仕舞った（小生自身で）ので、伺えないのがとても残念だ。 常連諸兄に小生の分の応援も託して、御容赦頂こう。
飯田商店＠湯河原 ２回目 ― 2012/07/18 23:23:00
前夜に渦で飯田さんに御目に掛かったら急に喰べたく為って、湯河原へ。 丁度、ＳＰの方が到着したタイミング。 暫く、駐車場からリヤビューミラーで、監視？して、御二人目が到着されたのを確認してから、ベンチに移動。 １１時迄、１０分と云う短い時間だけの暑い並びでラッキー。 開店時刻に丁度、席数の御客様を数える。
限定１２喰のつけ麺を頂く心算だったのだが、カウンターに置かれた「夏麺」と云う更なる限定作品に心惹かれて仕舞った。 「可也、酸っぱいですよ」、と２番目の御客様に告げていらっしゃったので、少し躊躇したのだが、折角伺ったのだから…
豆乳の雰囲気満点の白い作品には、山葵が添えて有る。 確かに酢橘（すだち）の酸味が強調されては居るが、尖った酸っぱさでは無いし、白醤油の独特な風味と豆乳（湯河原の老舗豆腐屋さんの秘伝の逸品とか）のマイルドさがバランスを取る。 スープに比重を加えて居るのは枝豆のペーストだそうで、植物由来の素材だけで出来て居るスープなのだ。 更に山葵の風味が不思議に此のスープにマッチして居る。 此は稀有なスープだ。 初めて頂く味わいだが、珍しくも美味。 敢えて、珍味為る「冷やし中華」と申し上げたい。 正式な作品名は「秘伝豆乳と山葵の冷やし中華風」だ。 特筆は飛魚の卵（とびっこ）で、プチプチした喰感を楽しめる。 小さな海老の天麩羅が乗って居るが、サイズの割にプリプリの旨々で、天麩羅自体のレベルも上々だ。 見えて居る豆は枝豆に似て居るが、茶豆だそうだ。 鶏のサッパリしたチャーシューが２枚。 実に相性が良い。 中心には三つ葉を乗せたトマトが清涼感を醸して居る。 スープの中には貝割や細かくカットした浅葱が配らわれて居り、ルックスを締めて居る。 麺も冷水で締めた感じがピッタリ来るキャラクターで、パキッとして少し歯を押し返して来る感じが素敵だ。 サマーヘルシーな一杯で、此はダイエットにも良い？かも知れない。
次回は是非、つけ麺を頂きたい物だ。
