燦燦斗@東十条 其の1712012/07/07 01:01:00

一寸深刻なトラブルが発生して、13時近くに漸く目処が立つ。 初電で行った甲斐が有ったな。 で、其のタイミングで燦燦斗へ。 2週間近くのインターバルが空いて仕舞った。 「此の時刻は珍しいですね」、確かに… 前の晩から650円はポケットの中だ。 相当蒸し暑い上に、トラブルシュートで汗を掻いた。 其れでも、頂くのはラーメン。 週に一度は、此の一杯を頂かないと気が済まない。

燦燦斗@東十条 其の171
何時もの一杯を何時もの様に頂く。 燦燦斗では、其れが一番なのだ。 もう、150杯も頂いたろうか? 何時も変わらぬ一杯は、其の度に違う幸せを齎して呉れるのだ。 次の週は、どう遣って伺おうかとスケジュールをチェックする。

今日のワイン 其の7492012/07/07 09:18:29

マクナブ・リッジ フレッド レッド メンドシーノ
NV McnabRidge Mendocino Fred's Red Wine

今日のワイン 其の749_1
犬好きのHさんの誕生日に、Tさんがプレゼントされたのが、此のボトル。 エチケットに描かれて居るのは、ボーダー犬(だよね)。 調べて見ると、19世紀にスコットランドから移住した、アレキサンダー・マクナブ氏が連れて来た牧羊犬に由来するとの事。 今でも此のワイナリーには、「クレイド」と「フレッド」が飼われて居るそうで、此のボトルはフレッドの名を冠して居る。 ヴィンテージが何処にも記載されて居ないので、ノン・ヴィンテージと云う珍しい扱い。

今日のワイン 其の749-2
明るいルビーレッドの液体。 ベリー系のブーケだが、花の印象が結構有り、其処にチェリーが… うむ、此の一寸アーティフィシャルなチェリーは、ジンファンデルに違いない。 バックエチケットに書かれた、「吾輩はフレッド…」で始まる謂われを読んだが、此処にもセパージュの記載が無い。 メンドシーノなら、相方はシラーだろう。 口に含むと、キャンディな甘味から前者は間違い無い感じだが、余りシラーは出て来ない。 構成に揺らぎは無いのだが、掴み処が無くフレッシュネスに頼ったイメージだ。 「こう云うワインにしたい」と云う造り手のメッセージが小生には見えて来ない。

今日のワイン 其の7502012/07/07 09:24:17

パラダックス(ダックホーンワインカンパニー) ジンファンデル/カベルネ
"Paraduxx" Duckhorn Wine Company Red Wine 2008

今日のワイン 其の750
Hさんの誕生日に小生が用意したのが、此れ。 駄洒落?が気に入って、選択。 でも、ちゃんとした出自で、あの(大統領就任昼喰会)ダックホーンが手懸けるナパのワイナリー。 ジンファンデルとカベルネ・ソーヴィニヨンと云うセパージュは、「合わない様で合う」と云う「パラドクス」(逆説)と「ダック」を組み合わせた造語。 でも、副社長さんの御話も面白い。 「パラダックスの名前の由来はラベルに描かれた『a pair of ducks』。 此れを早口で何度も言ってみてごらん。 ほら、『パラダックス』になるだろう(笑)!」
確かに、ジンファンデルとCSは、普通一緒にしない。 此のヴィンテージの正確なセパージュは、ジンファンデル68%、CS24%で、メルローが7%、残り1%にカベルネ・フランが入る。 セパージュもダックのエチケットデザインも毎年変わる。

濃いルビー色の液体は瀞みが有り、足も長い。 ブーケには深く香るブラックチェリーやプルーンの様なコンクな印象がたっぷり。 ジンファンデル由来のスパイシーさも充分だ。 グラスから口へ運ぶと、最初は彼の地のジンファンデルがピンと来る。 ブルーベリーとスパイス感は如何にもだ。 一方で此のベルベッティな舌触りとスケール感は、CSだろう。 其処にはパワフルな御日様がいっぱいだ。 タンニンの滑らかさやオーク樽の香りがCS気分を増して居るのかも知れない。 徐々に複雑、と云うよりも多様な味わいが現出して来る。 色のイメージの所為か、アメリカン・チェリーを筆頭にプラム、ラズベリー、カカオ。 スパイスの源はシナモンか、ペッパーか。 ただ、纏まりとか調和とか云う感じでは無くて、個々が見える集団見たいなイメージで、ややチグハグかとも思えて仕舞った。 確かに思ったよりは、妙な感じには為って居ないのだが、コマーシャルキャッチ程の有難味も無い。 此のプライスで冒険出来る程、財布に余裕は無いなぁ… って、Hさんへのプレゼントだった筈(汗)。