西尾中華そば 其の832010/01/08 21:21:00

西尾さんの新春スペシャルの第3弾、この日と翌日の御題は「鯛」。

西尾中華そば 其の83

普段の鰮(西尾さんはこの字を使われる)に代えて、鯛を採用。 前日見た張紙の「鰺」の文字の下には、矢張、「鯛」の文字が隠れて居た(笑)。 上の鰺を剥がしたので、少し欠けた印刷文字よりも、手書き文字の方が楽しいので、別な張紙から西尾さんの「鯛」をピックアップ(笑)。
この日は少し早目に伺って、御待ちの方は0名。 遣った! 新年三日目にして、P.P.をゲット(笑)。 西尾さんが開店前に並んだ方々に、ラーメンバンクの小冊子(今号で休刊とか)を配って下さる。 このサービスは皆さんに好評でした。 新しい暖簾が掛けられて(女将さん、一寸手間取りましたが)、10分早めた開店時刻には丁度、全員が収まる人数が集合。 この日は、凪@西新宿店の女将さんが、御手伝いに来られて居た。 (皆さんが「どなたなんだろう?」状態) 助っ人は、開店当時の夏さん以来かな。 女将さんは夏さん程、面積を占有しないのも良いかもね。 ひとりと二人の「違い」は大きく、西尾さんにも余裕が沢山。
扨、目出鯛と云う御正月の魚で拵えた一杯は、見掛けは何時も通りだ。 立ち上る香りも鶏をコアに魚介が加わる。 この風味が鯛なのだろうか。 スープを啜ると、香りと同様に鶏が最初に来て、其処へ魚介(屹度鯛)が遣って来る。 このバランスがとても好ましい。 前日の鰺よりもスッキリした印象に為って居る様に感じるが、軽いと云う感じでは無く、奥に抑えた甘さを感じる事が出来る。 喰べ比べて見るのも面白いものだ。
細い蘖と葱は何時も通り。 3枚目のチャーシュウは、出来立て。 鯛が鰯よりも美味いのかどうかは判らないけれど、この一杯が何時も通り、或いは何時も以上に美味な事は良く判る。 勿論、完喰、完飲。
年末、年始とスペシャルが続いたが、此で一段落。 結局、牛骨を逃したのが、心残りだなぁ。

帰路の地下鉄で「座席に荷物を置くな、足を投げ出すと迷惑に為る」とアナウンスが入る。 我々は何程、マナーやルールに疎く為って仕舞ったのだろう。 云われなくても、しない人はしないし、無作法者はこのアナウンスを耳にしても改めない…そんなモンだ。 (Sigh...)

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