饗 くろ喜@秋葉原 其の29 ― 2013/08/30 23:23:00
皆さんの想いも同じ様で、此処2,3日は「冷やしモロヘイヤそば」がラストスパートだと伺った。
結局、小生も此の日迄頂かずに居たワポ会の夏の限定を頂くべく秋葉原へ。 なんと、36度予報の日で、其れは其れは暑い。 券売機の前に立つと黒木さんから声が掛かる。 「モロヘイヤですよね」、「はい、そうです」。
此の作品が「冷やし鶏そば」よりも早く提饗されるのは、判って居たのだが、御先に…気分で頂く。
先ず、スープ。 瀞みの有る醤油スープだが、爽やかなライト系の味わい。 粘度と相反するように夏向きの味わいで仄かな煮干に鰹風味が絡む。 沢山のモロヘイヤの葉を抱えたスープは、非常に好みだ。 貝割、葱と茗荷の分量が巧みで、思わず流石…と唸る。 そして、当然乍、スープに見合った味わいの麺。 練り込んで有るのは、石蓴(アオサ)だそうだ。 此れも美味しくて好きな味わいだし、スープとのマッチングが良く考慮されて居る。 鶏腿肉の醪漬は黒木さんの十八番なのかも知れない。 此れで和風感にバイアスが掛かる。 好きな穂先メンマはややコリっとしたタイプ。 紅一点は、ミニトマトだが、此れにも鰹風味が施されて居る。 凄く小生の好みに合う作品で、あ~もっと早く頂いて居るべきだったなぁ。