Collection of Essays by Claris Two

土曜日の御昼、閉店時刻の３０分前。　店内２名、外に１名の御待ち。　皆さん、「空いた頃」を狙って来る様で、後客は１０名を超える。　最後の３名が全員つけ麺で、１４時３０分近くに為って、提饗終了。　繁盛です！　御疲れ様！！

小生はビールを頂いて、白ワインを一杯頂いて…

「今日は醤油を…」との芳実オーナーのアドバイスで造って頂いた。　仰るだけの事は有るワイ…　先ず、美人な一杯で有る。　色気の有るラーメンなんて、滅多に無い。　そして、確かに繊細だが力強い香りが優雅に立ち昇って来る。　スープの味わいは、雑味の無い醤油の醤油らしさに、仄かな甘さ…、いや、甘さでは無いのだが、甘く思わせる風味が微妙に絡む。　そして、魚介のテイストレベルが閾値。　この細い尾根見たいな幅に良く調整するものだ。　何でも、先日のＢＢＱキャンプの最中に思い付いたと仰る…　そう云うモンなのかね。　チャーシュウもこのスープに引き立てられる様に造られて居る。　ピッタシ、御明算気分。　メンマも手抜かり無く旨い。　そして、程良く腰の有る麺…　風味も茹加減も文句無し。　久し振りに昼間に頂いたベースライン上の作品は秀逸だった。

棟梁の力を込めた腕に惚れちゃいそうだ（笑）

で、実はこの日の午後には、新しい茹麺機の据付工事が予定されて居た。　常連さんの棟梁采配の工事を少し眺めてから帰宅。　と、無事に付きましたとメールが入る。　良かった、夜営業に間に合ったね。