今日のワイン 其の5472011/04/23 01:01:00

エニーラ・レゼルヴァ ベッサ・ヴァレー・ワイナリー
ENIRA RESERV 2006 BESSA VALLEY WINERY

今日のワイン 其の547
奥さんと祝日の夜に伺った naginicai での2本目は、シャトー・ラ・モンドット… 嘘、でも同じ御紋章だよね。 実は、此れは勃牙利(ブルガリア)の赤。 ブルガリアのワインは屹度、初めて頂く。 余談だが、ブルガリアのワインの歴史は仏蘭西よりも1700年も古いそうだ。 エチケットには、葡萄の種類が書いて居ない。 と云うか、ナイペルグ伯爵家のエンブレムだけだねぇ。 ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵と云えば、上述のボルドーの高価なシャトー・ラ・モンドットを想起するが、伯爵が勃牙利で手掛ける高品質・低価格のボトルが、エニーラと云う事らしい。
液体の色は相当濃いガーネットカラーで、エッジにオレンジ。 ブーケからは、メルローだけは感じるが、後はCS…? ボルドータイプ? (調べて見ると、メルローが73%、シラーが12%で、CSが10%… 後、5%は何ですかね(笑)。) 苺ジャムとクリープ見たいな香りだ。 真逆、ヨーグルト(笑)? 口にすると意外にフレッシュな面持の中に、ブラックベリーとマーマレードと香草の風味が感じられる。 更に、このワインの特徴の紅茶香や、メルローらしい腐葉土が忍び寄って来る。 あ、やっぱり、メルローだ。 尖らない酸味に加えて、タンニンが非常に熟したと云うか…鷹揚としたイメージで、此等がワインのキャラを支えて居るのかも知れない。 アフターも少し濃過ぎるが、引きは充分。

えっと、5000円位して居るんだけど… そんなに支払わなかったけれど、良かったのかしらん。> 夏さん

ロックンロールワン@町田 其の72011/04/23 15:06:06

染井吉野は散って仕舞ったが、寒気は残った。 寒いと云う程では無いが、涼し過ぎるかも知れない。

ロックンロールワン@町田 其の7-1
そんな中、著莪の花が増えて来た。

町田のロックンロールワンの場所は、小田急線の駅からは距離が有る。 JRの横浜線の駅からは、構内を多少歩くが行き易い。 で、この日は横浜線に乗って見た。 良いタイミングで直ぐにカウンターの席に着けたが、後客大勢で行列が… 御静かに、と云うポリシーは意外に好きだ。 ひとりで伺う事が多い所為も有ろうが、奥さんと一緒に伺っても、大声で話す訳では無いので、少しの会話を咎められる事は無い。 他の店では、常識の欠落した蛮声で会話をする輩に時々出喰わすが、嶋﨑さんに叱って欲しい位だ。 あ、自分で注意すれば良いんだよね。

ロックンロールワン@町田 其の7-2
この日も2号、醤油味の作品を御願いした。 うむ、この日は特に味わいが深い様に感じる。 丼を持ち上げて、スープを啜った時の初口が素晴らしい。 或いは普段より、少し濃かった? 否、そんな単純な話では無いだろう。 しっとりとした醤油味、すっきりし乍も舌に絡む玄妙なテイスト。 鶏油のレベル、魚介の程度等が、心憎い程に計算/勘案されて居る。 この作品は矢張、尋常ならざる味わいだ。 やや脂身のチャーシュウとサッパリした鶏肉と、穂先メンマも何時も通りの味わいだ。 更にスープに浮かべた葱の心地良さは格別だ。 麺は撓やかな細麺。 此程のスープに為ると、麺に求められる役割もスープを絡ませるだけでは済まなく為る。 この麺の喰感と風味は其の要求に良く応えて居ると思う。 ほぼ手放しで褒めて仕舞ったが、ユウタが独力でこんな一杯を喰べさせて呉れる日を心待ちにして居る。 先日、放送された番組を見ると、未だゞなのかな(笑)??
券売機には、「2号つけ麺」のボタンが出来た。 次回は是非、此を頂こう。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)2011/04/23 23:07:29

奥さんとの待ち合わせ時刻迄に少し余裕が有ったので、浄光明寺から御隣の妙伝寺へ。 失礼乍、此方は御手入れが行き届いて居ない庭で、心淋(うらさび)しい。 だが、人気の無い庭(境内と云うよりは)の風情は悪くは無い。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-01
桜を前に白木蓮にピントを合わせた。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-02
諸葛菜。
曇天故に紫の発色が良い。
確かに沢山咲いては居たが、絨毯の様に…と云う程の麗しさでは無かった。
で、見栄えの良い株を選んでアップで撮った。 蕾の姿が可憐で好きかも。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-03
この御寺の木瓜は伸び伸びと、いや、好き放題に咲いて居て、魅力的だ。
花は手入れされれば勿論、そうで無くても違った美しさを魅せて呉れる。
此れは赤。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-04
此方は白。 そう、源平咲分の株なのだ。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-05
源平だけで無く、こんな中間色の花も有る樹。
微妙で可憐な花弁の色を記憶と記録に残したくて、少しだけ彩度を上げて撮ったが、葉の色が燻んで居たのを修正して居る。
尚、赤い花を前と後ろに暈して見た。
枝をもう少し傾けたコンポジションが良かったなぁ。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-06
もう1枚。
良く撮れた。 レベル調整以外は何も弄って居ない。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-07
弾丸の様な蕾。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-08
紅枝垂桜。 桜だが、雌蕊が蕾から飛び出して居る変わり種。
毛深いので、花柄が銀色に見える。 高い枝を狙ったので、花柄が蜘蛛の糸か何かで接着されて居る様に撮れて仕舞った。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-09
やっぱり好きな槭だが、色付いて居るタイミングでは無いので、「春紅葉(もみじ)」とは呼ばないのかも知れない。 因みに此れは、いろは紅葉(いろは楓)と云う種類。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-10
未だ咲いて居た、山茱萸。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-11
桜桃(ゆすらうめ)。
「おうとう」と読むと「さくらんぼ」を指す。(太宰治の命日で知られる)
「梅桃」とも書くそうだが、何だかなぁ…
我家の庭にも有るが、子供の頃には良く喰べた。

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-12
遅咲の白梅が満開。
旬の一人占め気分を満喫。
上に前暈を入れたコンポジションは変かな?

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-13
此処にも雄羊歯の若い株が。
キングギドラに見えないかしらん?

撮って見た 其の29 (妙伝寺)-14
枝垂と云うか、崖上から下に延びた椿を9:16のアスペクトで撮った。