燦燦斗@東十条 其の1102011/04/05 01:01:00

4月に為り、陽差もぐっと春めいた。 例年なら、心弾む季節だ。 だが、2011年の春は気持ちを暗くするニュースばかりだ。 とは云え、被災した方々は比べ物に為らない状況に置かれて居る。 気鬱に為って居ては、申し訳無い。
凪の生田大将は、今回も被災地に入った儘、頑張って居る。 凪スタッフが店を守って居ればこその壮挙とは思うが、頭が下がる。 週末には、米を抱えて、チャリティーラーメンを頂きに上がろう。 些細な行動だが、出来る事は遣って置かなくては…
王子の「飛鳥山公園」の染井吉野が綻んで居るのが、電車からも確認出来た。 週末は鎌倉を訪れて見よう。 一輪でも咲いて居る花に出会える事を期待して。

燦燦斗@東十条 其の110
この日は、燦燦斗に向かった。 前の週末に御所様とワインを楽しむと云う我儘を云ってから、伺って居なかったので、其の挨拶もしなくては。 未だ風は冷たくて、ウェイティングチェアで過ごす時間は肌寒い。 当然、温かい一杯、ラーメンを御願いした。 やっぱり、魚介豚骨は此処が一番好きだ。 最近は多くの御店で、このジャンルの作品を頂く。 何処も美味しいと評判を取る店ばかりだから、当然、どれも美味しい。 でも、後藤さんの一杯は特別、格別なのだ。 此を頂く為に毎週、遣って来る。

今日のめじろ 其の5842011/04/05 02:02:00

金曜日の夜、18時過ぎにめじろの暖簾を潜ると、FILE さんの姿が。 大震災以来、初めて御目に掛る。 改めて「揺れましたね~」の御挨拶。 其の後、凪やNCSで良く御会いするMさんや、DS義兄弟と来られて賑やかに。

今日のめじろ 其の584-1

今日のめじろ 其の584-2
こんな状況に為ると嬉しくて、ビール、ワイン( FILE さんにグラスを強要)と、調子良く飲んで仕舞う。 歳の所為か御疲れの所為か、酔っ払うのも早くて、皆さんに御迷惑を掛けたのでは無いかと、反省すると同時に心配にも為って来る。

今日のめじろ 其の584-3
祐貴社長に御願いして、チャーシュウを焼いて頂く。 香ばしい焦げ加減と、少しだけ甘いタレのマッチングが非常に良くて、美味。 で、益々、グラスを傾けるペースが上がる。

今日のめじろ 其の584-4

今日のめじろ 其の584-5
で、〆に御願いしたのが、つけ麺。 いや、フォトを見て思い出した次第。 えっと…(汗) 塩つけ麺の様だ(激汗)。 麺の上に柚子が乗って居るので、柚子風味の新作を御願いした見たいだ。 平打ちの麺の腰と喉越の両立した特性に驚いたのは、確り記憶して居る。 たっぷりの葱とチャーシュウを浮かべたスープは、多少の辛味が強くしては居ない塩の味わいに良くマッチして居る。 うむ、次回、ちゃんと味わって再度、コメントしたい。
祐貴社長、御免なさい。 m(*≧ _ ≦*)m

そばはうす不如帰@幡ヶ谷2011/04/05 03:03:00

前週に続いて、御所様の御誘い。 この日は初めて、高名な「不如帰」に連れて行って頂く。 14時30分と云う時刻にも拘わらず、数名の行列。 更に3名が来られた処で、昼営業の暖簾が仕舞われる。

そばはうす不如帰@幡ヶ谷-1
此処のビールは、中瓶が用意されて居る。 御所様と一緒なので、恵比寿ビールで乾杯。 御所様は2リットルから2.5リットルは飲まれるからなぁ…

そばはうす不如帰@幡ヶ谷-2
摘みで頂いたチャーシュウと味玉、メンマのセット。 炙りチャーシュウなのだが、様子が凄い。 バーナーで猛然と炙る、炙る。 仄かに甘いタレと香ばしさ、バラ肉の柔らかさ。 成程、絶品で有る。 葱と…エシャロットですね。 此れを巻いて頂くと更に幸せな気分だ。 メンマは穂先メンマと普通のメンマの両方が乗る。 穂先メンマは好物で、嬉しい取り合わせだ。

そばはうす不如帰@幡ヶ谷-3
頂いたのは、醤油ラーメン。 御所様が先ず此れを…との仰せ。
美しい丼を乗せた御皿迄、暖かくして有るんだ。 蓮華は使わずにスープを啜る。 表面に薄く香味油を張って居るのは、温度低下を防ぐ為なのかな。 結構、香り立つ感じが良いのは、僅かに散らした焦がし葱の効果も有るかも。 蛤と伺っては居たのだが、非常に適切なレベル感。 醤油も柔らかく、ソフトに活きて居るし、魚介と鶏の味の程度もピッタリ嵌る。 豚骨風味もそっと追い掛けて来る見たい。 優しいだけで無く、充分なパワーも有して居ると云うスープで、流石にとても美味しい。 どこか、町田のロックンロールワンとも通じる様な奇麗な淡麗系の味わいに思えた。 此れが「豚清湯系貝汁そば」と云う訳だ。
メンマは穂先メンマ、チャーシュウは摘みで頂くのとは亦違った煮豚だが、スープにマッチさせたやや控え目な味わい乍、喰感と旨味は充分だ。 良く処理された刻葱と海苔が1枚。 ん? 長葱だけでは無いな… オニオン? エシャロットか。 其れも軽く揚げて有る? 最後迄、旨味が引かず、寧ろ変転する味わいが楽しめる稀有なスープだ。
麺はやや細い殆どストレートな麺だが、腰と喉越のバランスが良く、濃い味がして居るのは、全粒粉も使った麺だからかしらん。 三河屋製麺さんの麺だそうだが、スープとの相性もとても良い。
御店主の山本さん(福山雅治さんに似たイケメンです)は、謙遜されるが、此れはもう完成品と申し上げて宜しいかと… 凄い作品に出会って仕舞った。 過日、週刊ポストの特集で1位に為ったそうで、此処迄の味わいだと評価も普遍的に為る物だ。