西尾中華そば 其の1932011/04/07 01:01:00

都心の桜は満開になったと伺ったが、旧染井村の桜は7,8分の咲具合と云う状況だ。
西尾中華そば 其の193-1
小彼岸桜と白木蓮の前で奥様を撮る… 良い光景で有る。 私達には出来ないかも(笑)。
そんな中、霜降の西尾さんの処に伺う。 前日は小林さんが担当だった様だが、伺えずに残念。 当然乍、味噌シリーズの徹尾を飾った「良い味噌」は終了して居た。 此方も残念。 中華そばのタレは、「菊醤(びしお)」。 もう直ぐ、「鶴醤」との合わせにすると、西尾さん自らが楽しみにされて居た。

西尾中華そば 其の193-2
扨、改めて菊醤だけで拵えたタレの一杯を味わう。 意外に酸味を感じる。 過日の鶴醤の時には感じなかったテイストだ。 其れが気に為るとか、好ましく無いとか云う事では無いが、このテイストは他の醤油には無い特徴だ。 西尾さんのスープには、旨味の一要素として甘さが有るが、其れとも上手くマッチさせて居るのは流石だ。 勿論、この醤油が持つコクとか深みと云うのは、充分に感じられる。 優れた醤油で有る事は間違いない。 チャーシュウは何時もの様に美味しいし、細い蘖の喰感も良い。
麺は久留米の丁度、中庸の太さ。 少しネチっとした感じが実はチョット好きだ。 此位の茹で加減がピッタリだと思う。 勿論、スープ迄、完飲、完喰。 だから、全部飲んではイケ無いってば…