凪@炎のつけ麺 其の2412011/04/03 21:06:20

東日本大震災復興チャリティ ラーメンイベント

TVに移る被災者の姿に心を痛めても、結局、幾許かの義援金を投じただけの我身に比べて、凪代表の生田氏の活動は頗るアクティブだ。 今回に限らず、災害時の炊出等の支援活動は毎回の事だが、今回は被害の甚大さに呼応する様に、長く、濃く活動をされて居る。 勿論、各店を託せるスタッフが居ればこそだとは思うが、志無くして実動は無い。

凪@炎のつけ麺 其の241-1
そんな氏が、チャリティラーメンイベントをされると伺った。 責めて、万分の一でも協力したいと家内と二人で、日曜日の午後に西新宿に向かう。 要請されて居る救援物資のリストの中から、幾つかを用意し、超大型の袋をひとつづつ提げて、「炎のつけ麺」に辿り着く。 救援物資を御渡しして席に着く。 開始時刻から随分経って居たので、比較的余裕の有る状態。 来るべき人達は皆さん、来られた後の様だ。 丁度、アイバンさんが来られたタイミングだった。

凪@炎のつけ麺 其の241-2
で、ミィさんに「悪いけれど、ビール飲んでも良い?」 とまぁ、こんな根性の奴なので有る。 (言訳:朝7時から飲まず、喰わずで動き回って居たので… でも、まぁ、遊んで居た見たいな物ですが) ミィさんが、「特級中華そば」から大きなジョッキを出前して下さった。 す、スミマセン…

凪@炎のつけ麺 其の241-3
今回のイベントのラーメンは、被災地での炊出用に工夫された一杯を再現。 具材の賞味期限、仕込や調理時間の短縮、栄養価、御腹への負担軽減、身体を暖める… 様々なノウハウが詰まって居る。 正直、味わいには期待して居なかったのだが、此れが美味しい! 沢山の根菜(大根・牛蒡・人参等)をたっぷり煮込んで、味が染み込んだ処を凪の太麺と合わせる。 肉も沢山投入されて居て、具沢山の肉・野菜煮込ラーメンの様だ。 だが、麺迄は煮込まないので、麺が活きて居る。 此処が大事なポイント。 七味のパウダーと卸生姜もたっぷり効かせて有り、熱々が更に高まる。 う~ん、被災地で頂いたら、涙が出そうな一杯だ。

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凪@炎のつけ麺 其の241-5
奥さんは小盛で造って頂いたのだが、具の肉/野菜を御代りして居たな。 非常に珍しい事だが、余程、気に入ったらしい。

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仏様の様に撮れたのは気の所為だろう…
生田氏から現地の状況を伺うに連れ、深刻さと艱難辛苦の程が肌で感じられる。 この後、氏は1ヶ月半程、現地に滞在する予定だと伺った。 車中泊を続ける等、氏の体調が案じられる(少し痩せた?)。 月並な言葉では有るが、氏の活動を必要として居る人が沢山いらっしゃるのだろう。 力を発揮して来て頂きたい。 何も出来ない私ですが、応援して居ます。

燦燦斗@東十条 其の1092011/04/03 22:22:00

御所様と待ち合わせは、何時もの東十条駅。 この日は後藤さんに我儘を云って、燦燦斗のチャーシュウとワインを合わせて見ようと云う趣向。 燦燦斗のローストポークの味わいは良く承知して居る。 此とマリアージュするワインは… ロックスオフの若林さんの御知恵を拝借して決めたのは、クロ・ノワールの最後のキュベ、ゼロ・ドローン。 随分考えたが、早春の若い季節に見合う酸味のこのワインに決定。

燦燦斗@東十条 其の109-1
一杯目はビールで乾杯。 このフォトだけはS001で撮った。

燦燦斗@東十条 其の109-2
御摘みチャーシュウにゼロ・ドローン。
自画自賛為れど、いや、若林さんのセレクションだが、このワインと燦燦斗のローストポークとは、抜群のマリアージュ。 プラムの程良い酸味とミネラル感がピッタリと嵌る。 うむぅ、幸せな気分だ。

燦燦斗@東十条 其の109-3
御願いした麺は、「油そば」。 御所様の御勧めでワインに一番、合うでしょう?とのセレクション。 燦燦斗の油そばは、独特の油感が有る。 決して、ライト系では無く、名称に見合ったオイリーな作品。 でも、油っこいと云う感じを出さないのが、流石。 醤油とオイルと魚介風味が、上手くマッチして居る。
燦燦斗でワインを頂いて、ローストポークと油そばを合わせる。 至福の時間だ。

らーめん美学屋@木場 6回目2011/04/03 23:23:00

東京で染井吉野の開花宣言(此れは判り易いので「宣言」出来る)が気象庁から発表された。 予想会社の大方の予想は30日だったが、此れで平年日にピッタリだとの事。 一方で、原発は収束の気配すら感じられない。 途中で寄ったコンビニでは、呆れる程に、水の棚は空っぽだ。
扨、オフィスの近くの桜の蕾が綻ぶには、もう2,3日待たなければならない…等と思い乍、足を運ぶ。 昼休みの真中と云うタイミングに為って仕舞い、何処か空席の有る処、位の気分で行く。 トナリの行列は15,6人。 其の先の美学屋さんのウェイティングチェアに人は居ない。 で、即、決めて入る。 と、直ぐに数名の方が到着。 うむ、良いタイミングだった。

らーめん美学屋@木場 6回目-1

らーめん美学屋@木場 6回目-2
この日は、「醤油つけ麺」と決めた。 ノーマルの200gで充分だ。 漬汁は、温麺のスープよりも醤油の印象が強い。 輪郭のキッチリしたコントラストの高いと云うイメージで、切れの良い味わいだ。 其程、濃くは無いのだが、確りした味わい。 其の中にこの御店らしいジェントルな部分が有って、好ましい。 魚介や動物の味わいもバランスが取れて居る。 味の濃いメンマとカットされたチャーシュウが潜んで居るが、此等の味も小生の好みだ。
麺はプリプリの加水率の高い、やや柔らかめの太麺。 太さの割には重量感の無い、色白の麺。 スープに合って居るとは思うが、直喰しようと云う気持ちには為らない。 ま、其れはディスアドバンテージには為らないのだが… 漬汁を割って頂く事はせずに完飲。 中々美味しくて、嬉しい気分にして頂けたな。