Collection of Essays by Claris Two

金曜日の夕方。　FILE さんの到着時刻を予想して伺うと、１分後に FILE さんの笑顔が…　遣った、良いタイミング。

丸で前週のコピーの様に、ビールで乾杯、ワインを強要…　金曜日の夜にコアな常連さんが集まる事は少なく為って仕舞ったが、スケジュールの都合が付く限りは遣って来よう。

この夜のワインは前週のメルロでは無く、カベルネ・ソーヴィニヨン。　相当明るく、軽いＣＳで、最近のウッドブリッジはこのトレンドらしい。　このプライスレンジで、もう少し重いボトルを探して見ないといけない。
尚、この夜のボトルは、来られなかった会長のトリート。　御馳走様です。

FILE さんのオーダーに合わせて、力丸店長にチャーシュウを焼いて頂いた。　前週よりもタレが少し大人しいが、肉の喰感とマッチして居る。　毎週の御楽しみだ。

豚フレーク。　小生の好物なのだが、此方は祐貴社長のトリート。　有難うね。

この夜はちゃんと記憶に留める様に御願いした、柚子塩のつけ麺。　渦がつけ麺を休んで居るので、金メジでは暫くはつけ麺を頂く事に為りそうだ。
祐貴社長がブログで綴って居る様に、この柚子は高知県の馬路村産。　此処の柚子は定評が有って、小生も過去に「ごっくん馬路村」と云う飲料を御取寄して居た。（やっぱり高いので、続けられなかったけど）　大根卸の上に柚子、糸唐辛子が乗り、其れに葱が散らされて居る。　確かに輝く柚子は奇麗だ。　平打で幅の有るつけ麺専用の自家製麺。　直喰すると、小麦粉の風味も喰感も良い。　そして、柚子香が不断に奢られて居る。　柚子を作品名に冠しただけの事は有る。　此処迄、柚子風味を高めても、嫌味な執拗さが出無いのは、柚子のクオリティと自家製麺の良さが貢献して居ると思われる。
この柚子風味毎、塩の漬汁に浸しちゃう。　塩に負けない柚子だが、塩を殺しても仕舞わない。　この相互に高め合うコラボレーションは見事。　たっぷりの葱も適度に香る。　此れは大したバランスだ。　少し脂身の有るチャーシュウで、一寸だけ甘味を出すのもアイデアなのだろうか。
うん、極めて美味！　昼は焦がし葱の温麺、夜は柚子塩のつけ麺。　このスタイルで行こう。