Collection of Essays by Claris Two

２０１０年も折り返し。　正確には２日後が真中だが、気分はやっぱりこの日だ。　負けて仕舞ったサッカーの話題で持ち切りのオフィスを出て、東十条に足を向ける。　屹度、悪いタイミングでは無いと踏んだが、丁度満席。　風が通る位置に置かれた木製のベンチでひとり待つのも乙な気分。

この日は、つけ麺を御願いした。　先日、うっかり「燦燦斗ではラーメンの方が、より好みだ」見たいな事を書いたら、夢に出て来たつけ麺がブー放れるのだ。　ま、其れは「作り」だが、つけ麺に嫌われそうな気がして、罪滅ぼしだ。　前後の御客様が、皆さん、ラーメンだったのは、意外だったけれど…
丼の中のタップリの極太麺に、一味を振り掛けて、１／３程も直喰。　この日は、旨い麺を喰べたかったのだ。　喰感も味わいも存在感抜群のこの麺は、そんなムードにピッタリだ。　ラーメンよりも更に濃厚なスープだが、ラーメン同様に諄さは皆無。　魚介と豚骨の醤油味、実に巧みな調合だ。　ローストチャーシュウは相変わらず、至高の味わい。　本当にこのチャーシュウは、「凄い」と云う表現に叶う。　御気遣いの味玉も良いテイストが染み込んで居て、麗しい。　この日はスープは割らないで、生（き）で完飲。　やっぱり、燦燦斗！