饗 くろ喜@秋葉原 其の62 ― 2015/08/18 23:23:00
此の雲の彼方には既にオリオンが居る。
季節が巡るのは速い、もう秋の風情。 とは云え、前日よりは朝の気温も高く、再び熱帯夜が戻った。
此週の「饗 くろ喜」の夏麺は第7弾。
どのタイミングで伺おうかとスケジュールを考えて、「初杯」狙い。 火曜日の昼に伺い、目論見達成。 陽射こそ無いが、蒸し暑い。 前日は真夏日に為らなかった東京だが、地元では竜巻やら旋風やらが吹き荒れて、騒ぎに為った。 此日は亦、30度を超えそうだ。
「牛白湯つけそば」。
牛のすじ肉と大根が潜む白湯スープには焦葱が浮く。 あ、2番目の胃袋も入れられたらしいけれど、超柔らか仕立で美味しく頂きました。 牛の白湯と云うのは頂いた事が無い様な気がするが、クリーミィな塩ベースでライトでこってり見たいな不思議なタッチだ。
全粒粉を50%も練り込んだと云う麺は、小麦粉のニュアンスがたっぷりで小生の好み。 蓮華に乗るラタトゥーユは、パプリカ、ズッキーニ、オニオンに「ゼブラ茄子」だそうだが、知らない茄子。 其の脇の緑色のオイルはクレソンだそうだ。 麺の下の赤いソースはトマトなのに昆布風味も加わってユニーク。 上等な牛肉の「らんいち」のローストビーフで青葱を巻いて麺を飾る。 此れ、佳い。
「牛あぶら飯」も魅力的なのだが… 其処は自嘲、自重。
夕方、善行坂からの富士山。
此後、御鮨屋さんから渦雷へ… 差入だけの訪問(笑)で、<今日の渦雷 其の60>。