饗 くろ喜@秋葉原 其の302013/09/04 23:23:00

此れも前週の話だが、水曜日に秋葉原へのスケジュールを組んだ。 夜にもう一度、黒木さんに御目に掛かる予定にして居たので、そんな事情も考えての事。

饗 くろ喜@秋葉原 其の30-2
遠い颱風の影響も有って怪しげな雲共は、634m以下に垂れ込め始め、到頭泣き出した。 くろ喜のシェードの下に飛び込んだ途端に馬穴が引繰り返る。 SP特権で真中に寄って、路面からの反射雨粒も避けて居たが、15分もすると陽が差し込んで来て、猛烈な湿気が襲って来た。

饗 くろ喜@秋葉原 其の30-1
限定作品は此れ、「秋の旬彩 和えつけそば」。 夏麺もそろそろフィナーレが近いが、此の作品には「秋」が冠されて居る。

饗 くろ喜@秋葉原 其の30-3
今回は「麺屋 翔」とのコラボレーションだそうで、「わぽ会」絡みと伺って居る。 ファミリーで来られた御客様が「塩ラーメンの方の限定」とリクエストされて、困惑する黒木さんが可笑しかったけれど…(笑)

饗 くろ喜@秋葉原 其の30-4
最初に麺を直喰。 凄く風味の高い麺で、花の季さんの小麦粉かと思ったら、そうでは無いのか… いや、後刻に黒木さんから「最初のロットは、実はそうなんです」と伺って… はい、「俺って凄い」の自慢話です、失礼しました。 此の太目で腰の有る麺はとても好きだ。 和えそばなので、掻き混ぜて仕舞った。 折角のルックスなので、勿体無い気分だ。 だが、混ぜた後の味わいが絶品過ぎて驚く。 此の風味は何処から来るのだろう。 そう云えば、トップには松茸が飾られると云う贅沢さだったが、浸汁にも其の風合が充分に溶け込んで居たのだ。 塩のニュアンスも程良く感じられて、こりゃあ美味い! 長い茄子やレッドオニオン、金時草(きんじそう)等が渾然一体と為って迫り来る。 其れに鴨そぼろの存在感… 最後の浸汁一滴迄貪り飲んだ。

饗 くろ喜@秋葉原 其の30-5
もう一椀は渡り蟹のスープ。 其れはもう蟹の香りが凄い、 此方も贅沢に不断に蟹を使ったのだろう。 此処迄香らせるのには脱帽。 「漬汁の様に使っても…」と云うサジェスチョンも有ったのだが、小生は此の際立つ蟹スープは、生で頂く事を選んだ。
もうひとつ、「亦、買っちゃいました」と云う器が最高。 ポスターを飾る一杯よりも明らかに作品にマッチして居て、此が味わいを更に高める。 でも、高そう(笑)ですね。

翌週で夏のイベント作品は大団円。 伺えるタイミングはピンだな… 折角、全喰して来たのだから、ミスりたく無いのだが…

今日の渦 其の5232013/09/05 01:01:00

本鵠沼に向かう道途、横須賀線から見た空は未だ怪しい様相を呈して居る。
今日の渦 其の523-1
ボックス席を占有して居たので、XZ-10 のSSを1/2000秒にセットして1枚。 夕立が来ないと良いのだが… 此の夜は、渦で黒木さん、ドルさんと待ち合わせ。 昼に黒木さんの一杯を頂いた小生は先乗りして、白ワインをビール代わりに。
今日の渦 其の523-2

赤はセラーからスペインのボトルをピックアップ。
今日の渦 其の523-3
西班牙のローカル品種で有るメンシアのバラエタル。 レアなセレクションでは有るが、何時も乍、ロックスオフの御見立ては確かで、普段とは違った酸味を抑えた果実感には御日様がいっぱい。 明るいカスティーリャの空を彷彿とさせるワインだ。

今日の渦 其の523-4
芳実オーナーがレア・チャーシューが有りますと仰るので、是非にと頂いたが、此のジューシーな肉の味わいとシットリした喰感が最高。 メンシアのワインにもピッタリで、御機嫌だ。 御二人の御話も面白く、勉強に為り、且つ愉しい。 渦でのこんな時間は普段にも増して有り難く、嬉しい。 御二人とも良く飲まれ、召し上がる。 黒木さんのビール消費量は御所様並ですねぇ~(笑)。

今日の渦 其の523-5
そんな中で小生は、何時ものメキシカンピザ。 此は好物なので、必ず頂く。

今日の渦 其の523-6
主麺は「夜鳴きつけそば」。 此も大好きな作品。 麺の素養が良く、其れを活かした茹具合。 柚子胡椒を塗して頂くと最高。 チャーシュウの味わいもとてもミートして居るので、殊更に美味く感じる。

今日の渦 其の523-7
そして、漬汁。 少し異国情緒の有る、何処かエスニックな醤油感といっぱいの葱が好いなぁ。 つけ麺好きの小生が特に御奨めなのが、此の作品だ。
東京に戻られる御二人にタイミングを合わせて腰を上げる。 亦、こんな機会が持てます様に。 黒木さん、ドルさん、芳実オーナー、有難う御座居ました。

ロックンロールワン@赤坂 其の1412013/09/05 23:23:00

小さな身体に一生懸命一輪だけ咲かせた「山蛍袋」。
ロックンロールワン@赤坂 其の141-2
健気に頑張って居る様子に視点を下げられるだけ下げて撮った。 縦位置だと画面のバリアングルが効かないので、撮り難い。 E-M1 でも此れは実現されなかった。 スマフォに撮像画面を飛ばせても、片手にデジカメ、片手にスマフォと云う訳には行かないから。

颱風崩れの低気圧や前線で驟雨の中、昼休みに伺ったのは赤坂。 ユウタが遅番に為って顔を見られないのは残念だ。 厨房とホールの間の仕切を外して、オープンキッチンに為ったので、久し振りに嶋崎さんの湯切が見られる。 「イベントの日(第2日曜日)にも来て下さい」と仰るのだが、日曜日の東京は遠い…

ロックンロールワン@赤坂 其の141-1
つけ麺の喰券を購入。 ロックンらしい味わいのつけ麺。 昆布の出汁水に浸された麺を直喰。 山葵を少し乗せて…美味し。 スープに落とす時も山葵を上手に塗した儘にして遣るとより好みに頂ける。 穏やかでキリっとした鶏風味のスープが絡むと懐かしい味わいが広がる。 2種類のチャーシューや穂先メンマが脇を固めて、纏まりも良い。 檸檬を齧って…と云う流儀は小生には一寸合わない感じなので、茗荷や葱の薬味は適宜、スープに落として仕舞う。 此のスープは生(き)で飲むのが好きで、麺を浸して居た出汁は使わない…ので、勿体無いね。 オフィスから地下鉄で10分の距離にロックンロールワンが有るのは有難いが、自宅からは遠く為ったなぁ。