今日のワイン 其の7022012/03/20 01:01:00

サン・ジョセフ・レ・ラルム・デュ・ペール・アラン・パレ
St.Joseph Larmes Du Pere Alain Paret 2008

今日のワイン 其の702-1
バレンタインデーの御返がしたくて…、と或るカップルと横浜でディナー。 リパイユエクスキーズは、人気のリヨン料理のフレンチ。 リヨン郷土料理のコースを御願いして、乾杯はハウスワインのシャルドネをカラフェで頂いた。 其の後に頂いた赤が此れ。
ローヌはサン・ジョゼフのシラー。 リヨン料理ならやっぱりこの辺りからのチョイスが良いのでは無いかと。 アラン・パレだから、結構、力強いタイプと見て御願いしたら、此の御店のオーナーはアラン・パレ氏を御存知だそうで、尚更良かったかも。 御店の方に伺ったのだが、"Les Larmes du Pere"は、「父の涙」と云う意味だそうだ。 カンパーニャの「ラクリマ・クリスティ」は、キリストの涙として有名だが、父の涙は知らなかった。 もう直ぐ娘さんが華燭の典を挙げられる友人にプレゼントする事にしよう。

今日のワイン 其の702-2
其れにしても暗い店内では撮り難いエチケットだ。 照明がやや黄色いので、撮ったフォトのホワイトバランスを修正して液体を見ると、濃い紫ルビー色に見える。 御店で感じた程には濃い色相には写って居ないのは、明るく撮った所為だろう。( E-PL1 の手振防止機構は素晴らしい) グラスの足の様子から、粘性の高い液体だと知れる。 アロマは強く無いが、スワーリングして遣ると、ブラックベリーやカシス、チョコレートにオークの樽香を感じる。 抜栓して30分位置いたのだが、初口はやや硬い印象で、結構スパイシー。 胡椒の香りや甘いシガー、其れにスモーキーなニュアンスが有る。 時間の経過で、このスモーキーな感じがやや強く為り、ビーフジャーキーの様なアフターと強めの樽香が優雅な印象をやや損なう結果に為る。 とは云え、パワフルな中にも上品さの有るキャラな事は充分に判る。 そして何よりも、内蔵料理やクネルを扱うリヨンの料理にはとても良くマリアージュする。 流石…

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