今日の渦 其の4332012/03/09 01:01:00

最近は木曜日の夜に伺う事が多い本鵠沼。 但し、花粉症が酷いので躊躇して居た。 と、常連さんの御一人から声が掛かり、伺う事に。 伺うならSPで、と1本のワインをピックアップして、何時もの小田急線。 この夜のスタッフは姉弟のコンビで、Yちゃんとは久し振りだね。

今日の渦 其の433-1
此の夜持参したのは、ラ・ダム・ド・モンローズの2008年。 ヴィンテージチャートを見ると、サンテフテフは 91E なのだが、どうにも厚みの無い液体で、安酒の印象とは違うが、残念なボトルだった。

今日の渦 其の433-2
最初に鵠沼味噌ポークとスライスチャーシューのセットを頂く。 ポワブルロゼの風味とワインの組合せで、良い感じだ。 先日、西尾さんの味噌風味のチャーシュウを頂いたが、渦の鵠沼味噌ポークは、更に味噌味を濃厚に付けて居る。 其れで居て、味噌だけの味わいには為らずに肉の旨味ととても上手く組み合わせて居る。 摘みとしての出来が秀逸。

今日の渦 其の433-3
久し振りの揚物はコロッケ。 最近は油を控えて居るので、渦名物のコロッケも頂いて居なかった。 わぁ、相変わらず美味しいし、このソースが良くマッチして居る。

今日の渦 其の433-4
芳実オーナーが振舞って下さったのは、鰹の腹身。 濃い鰹の旨味が照焼風の味わいに包まれて居る。 此れは日本酒がベター。

今日の渦 其の433-5
主麺は、「古代醤油の大西中華そば」(聴き違えて居るかしらん?)。 殆ど醤油だけ、と仰る稀有な作品。 確かに濃い醤油色のスープだ。 古代醤油が何だかは、浅学にして存知上げないのだが、確かにストレートな醤油の味わいを楽しめる。 葱とも合うので、小生の様な醤油好きにはマッチするテイストだ。 其の分、奥深さとか玄妙さとかは、ノーマルな作品に譲る。 だが、シンプルかと云えば、結構、複雑な味わいも感じられる。 アルコールを入れた後の締めの一杯としては、最適なのではないかと思う。 沢山のチャーシュウは厚みが有っても柔らかく、サクっとジューシイ。 渦では余り見掛け無いタイプだが、先の鵠沼味噌ポークの隣に添えられて居たのと同じ物見たいだ。

普段の1/3とか半分位のアルコール摂取量に控えて居るのは、花粉対策だ。 100%飲むともうグチャグチャに為るのは、充分に弁えて居る。 この夜も21時に余裕が有る時刻に引き揚げたが、SPで来て居るので、こんなタイミングが普段でも適切なのかも知れないねぇ。

今日のワイン 其の6982012/03/09 02:02:00

ラ・ダム・ド・モンローズ
La Dame de Montrose 2008

今日のワイン 其の698-1
セラーから溢れて居るボトル。 気温が上がる前に飲んで仕舞おうと渦に持ち込んだのは、メドック地区グラン・クリュ第2級に格付けされるシャトー・モンローズのセカンド。 「モンローズの婦人」を名乗るボトルは、RP89点等評判も上々。 如何にセカンドでもやや早いかと危惧されたので、慎重にテイスティング。 未だゞって感じだったので、カラフェでは有ったが、其れを使ってデキャンタージュした。

今日のワイン 其の698-2
濃いルビー色だが、アロマは弱い。 スワーリングして遣ると漸く、と云う感じでブーケが上がって来る。 其れ自体は、カシスやレッド系のチェリー、コーヒー等の香りが含まれ、やや頼り無げでは有るが悪く無い。 だが、口にするとデキャンタージュしたにも拘わらず、儚げで眠い。 うむぅ、寧ろもう少しダイナミックにカラフェに移せば良かった? いや、そんな筈は無いな… カベルネ・ソービニョンの青さもやや気に為るが、何と云っても、菲薄(云い過ぎか)な印象を拭えない。 フラッグシップの男性的なキャラとは比ぶべくも無いが、穏やかと云うには弱々しい。 タンニンと甘味、緩やかな酸味のハーモニックスは良く分かるのだが… 小生には難し過ぎるボトルだった様で、サンテフテフのヴィンテージチャート、91E が恨めしい。

今日のめじろ@藤沢 其の6332012/03/09 23:23:00

この日は雨で、比較的花粉は少ない。 もっとも、オフィスや電車の残留花粉は多いのだが… 鎌倉での会議の後、時間がタイトなのにやっぱり足が向いて仕舞う。 御待ちの方が居る程だったら踵を返そうと思って居たのだが、幸いカウンターには空きが有った。 尤も10分もするとカウンターが溢れ、待席に掛けて頂く状況。 昼休みとは云え、本降りの雨の中、皆さんに来て頂いて結構だ。 オヤジさんも此の処、休まずにひとりで頑張って居る。 応援しなくちゃね。

今日のめじろ@藤沢 其の633
この日御願いしたのは、醤油+焦がし葱。 やっぱり、「ら~めんの真髄は醤油」(以前は代々木の御店にこんなポスターが有った)なのかも知れない。 特にオヤジさんが造る醤油味は格別だ。 過日、焦がし葱の分量にコメントして以来、必ず何か仰って小生の丼に焦がし葱を振って呉れる。 この香ばしさと適度な油感を楽しむならこのトッピングは欠かせない。 焦がし葱を蓮華で未練たっぷりに掬って居たのだが、何の事は無い、結局スープを全部飲んで仕舞った。
さぁ、さぁと雨の中、駅へダッシュ… 駄目だ腰が… 儂も老いたのぉ (>o<) 。