西尾中華そば 其の247 ― 2012/02/01 23:25:30
この昼は巣鴨…じゃなくて、駒込へ。
霜降に足繁く通う?のも、もう半月と云う事に為るのだろうか? 「鶏そば」が始まると亦、伺えるな。
「鮟肝」の作品が有ると西尾さんが仰るので、有り難く御願いした。 やや赤茶色にシフトしたスープだが、辛い訳では無く、クリーミーなタッチのマイルドな味わい。 鮟肝らしいのかどうかは判らないのだが、柔らかい印象で濃いねぇ。 初期作品は此の2倍の濃度との事だったので、其れは相当な物だったろう。 味噌の味わいと良くマッチさせて居るのだが、白髪葱の上にも鮟肝ソースが掛けられて居る。 亦、スープの中にも其れらしき姿が有る。 成程、鮟肝仕立な味噌なので有る。 特級中華で使う煮豚をサービスして頂いたのだが、柔らかい喰感と味わいは中々の物だ。 マサ配合麺も其のオールラウンドさを発揮して、この濃いスープとも相性が良い。 思い掛けず鮟肝な一杯が頂けて、良いタイミングに伺ったと感謝。
今日の蔦 其の3 ― 2012/02/02 01:01:00
小生を追い越す、とても早足の御兄さん。 絶対向かう先は同じだとラの感が訴える。 あ、やっぱり、ね。 この日から始まった、蔦の夜営業。 15分前に到着しての3番手。 新しい並び方だと丁度、屋根の下に入り、少しは寒さが凌げるし、壁に靠れ掛かれるのも楽だ。 狙い目は3番手ね(笑)。 勿論、定刻にオープン。
折角なので、ビールと摘みチャーシューの喰券も買って見た。

夜営業で、ビールを最初に呑んだのは、小生だ(笑)。 このカウンターでビールを頂くのは感慨深い物が有るなぁ。

摘みチャーシューもバラ肉と肩ロースの2種類で構成されて居るが、タレが美味。 肉の旨味も申し分無い。 はは、粘着して仕舞いそうなテイストだ。
で、やっぱり、この夜も煮干では無く、醤油らぁ麺を選んで仕舞った。 透明なスープと清淡な味わいが、好きだなぁ。 成程、3回目にして漸くこの醤油の仄かな甘さを感じ取る事が出来た。 鶏と醤油に煮干と甘みが微かに溶けて、穏やかな味わいとコクが醸し出される。 少し麺を変えたそうだが、其処迄は判らない。 何れにせよ、麺良し、スープ良しの佳い作品。 チャーシューもメンマも素敵に美味い。
今日の渦 其の430 ― 2012/02/02 23:23:00
翌日にめじろ藤沢店の開店を控えた夜、本鵠沼に向かう。

SPで入店して、早速に熱燗を御願いする。 20年に一度と云われて居る寒波が到来して、とても寒かったのだ。

黒板には焼鳥の文字。

砂肝とかハツとかは難しいので、無難に葱鮪を3本。 熱燗は更に温度を上げて頂いて、4合程呑んで仕舞った。

其の間に湯豆腐をリクエスト。 熱燗に湯豆腐、良いねぇ、嬉しいねぇ。 ラーメンの出汁に漬かった豆腐を高知の柚子ポン酢で頂く。 う~ん、こんな湯豆腐は小料理屋でも稀有かも知れない。

豆腐を喰べ終わった処で、麺を少々茹でて頂いて、投入。 ポン酢も薬味も入れちゃうと最高以上だ。 え? 御法度の喰べ方ですか? 教えて呉れたのは、芳実オーナーだからね(笑)。
この夜は和に徹する事にして、主麺はZARU。 え、メニューに無いのですか? 教えて呉れたのは、芳実オーナーです(笑)。 薬味を塗して直喰しても良いし、丸で蕎麦汁の味わいの漬汁に浸すのも良い。 こう云う気分の夜にこの作品で締められるのは、有り難い。 とても混んで来て御待ちの方も沢山と云う状況に為ったので、常連さんと席を空ける事にした。 其後、御洒落なバーで、先日の韓流演舞会の御礼をば。