ロックンロールワン@町田 其の82011/04/29 03:03:00

朝から19度って… 早朝に大型塵の搬出を奥さんに命じられる…って、お、重いんですけど。 大汗と名誉の負傷(指挟)と腰痛(情け無い)で、重役出勤(死語:最近の御偉いさんの朝は早い)。 其の途中、シャッターでロックンロールワンへ。 この時刻に伺うのは、開店日以来だ。 外並びの場所を写すカメラが有る様で、ユウタが顔を出す。 「今日はつけ麺ですか?」 定刻をやや過ぎて、シャッターが下り、「完」の文字を覆う。
ユウタも覚えて居て呉れた様に、この日は「2号つけ麺」を頂く事に決めて居た。 つけ麺は温麺とは一緒に調理しない様で、嶋﨑さんはひとり分を軽快に調理されて居る。 で、ユウタが冷水で締めて呉れた作品が此れ。

ロックンロールワン@町田 其の8-1
「麺にも味が付いて居ますので、其儘でも喰べて見て下さい」とユウタが云う。 願ったりで、先ずは直喰。 成程、淡い出汁と云うか、澄まし汁の味わいがする。 小麦粉の風味と相俟って良い感じだ。 そして、細麺は非常に嫋やかだ。 固く茹って居る訳では無いのだが、麺がシャンとして居る。 「腰が有る」と云うのと少し違う印象だが、匠の茹で加減。 笊の下に敷かれた出汁が僅かに麺を浸す所為も有ろうが、細麺が祭る事は全く無く、捌きがとても良いのも特徴だ。

ロックンロールワン@町田 其の8-2
直喰し過ぎない様に注意して、次は丼を持ち上げてスープを啜る。 温麺のスープ同様に上質で上品な味わいの醤油テイスト。 鶏の風味も充分に感じられて、やっぱり嶋﨑さんの味わいだ。 葱の散らし方等も温麺と同じで、見た目も味わい同様に哲学が込められて居る様だ。 で、麺をスープに浸す…うむ、凄く美味しい。 チャンピオン同士の組み合わせが、更にアドバンテージを引き上げる。 麺に少量の赤唐辛子や葱を散らせたのは、気配り、味配りだ。 スープに乗せた時に此等が良い仕事をする。

ロックンロールワン@町田 其の8-3
更に、別皿の薬味が有る。 茗荷と生姜を微塵切りにして、葱を絡めたのかな。 御好みでスープに入れてと云う事なので、何回かに分けて投じて見ると、少し苦味と云うか濁り(悪い意味では無い)が出て、更に奥行が増す感じに為る。 茗荷や生姜が好きな所為も有るが、此れは良い。 最初からスープに溶け込ませないで、別皿にしてフレッシュネスを維持させるのが、憎い演出だ。 イベリコ豚と鶏チャーシュウ、穂先メンマ等は、温麺と同じく麗しい。 「麺の下に昆布の汁が有るので、其れでスープを割って下さい」との事。 成程、考えた物だ。 で、仰せに従うと確かに良い割り下だと知れる。 だが、元々淡麗系のスープなので、生(き)でも充分に行ける。 少しスープを残した処に、少々割ると云う感じがベターだろう。 いやぁ、850円か… このプライスでこの味わいが出せるんだなぁ…と変な感心をして仕舞った。
横浜線に乗ると、オフィスから緊急呼び出し。 のんびりして居る時に限ってのハプニング。 で、新横浜駅からのぞみで東京駅へ。 流石に速いもんで、町田から40分弱(横浜線は快速)で東京駅に到達出来るんだ。 +840円なら、今後は新幹線でロックン詣でをしようかしらん。

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