飯田商店 ２５回目 ― 2015/12/26 01:01:00
山中湖と湯河原は箱根を挟むので、行き来し難い位置関係に有る。 此日は御殿場からＲ２４６を南下して、岩波駅付近から湖尻峠に駈け上がって見た。 以前は走り難かった県道３３７も峠近くの一部を除くと２車線の走り易い道路に為った。 しかし、道幅の狭い部分でも結構な勢いで来る人が居るので、油断為らない。
芦ノ湖スカイラインのレストハウス・フジビューの駐車場から、沼津の鷲頭山越しに対岸は西伊豆の大瀬崎を俯瞰した。 淡い風景をドラマチックに演出（笑）して見た。
以前は此処に御天気ライブカメラが有って、カボちゃん（真中）達と写って遊んだのが懐かしい。
湯河原パークウェイを下って、飯田商店に着いたのは１４時前だったのだが、未だ１０名程の行列が有り、駐車場はニコリの方もいっぱいだ… 駐車場で「待ち」は出来ないので、止む無く１０分後に戻って来るとタイミング良く１台分の空きが出来て居て、其処へ滑り込む。 う～ん、車で来るのは思案処だね。
ルックスから其の淡麗な味わいが伝わる。 しかし、淡麗なのに味わいが深い… 何回頂いても飯田さんのスープの不思議な超凡さ、稀代の味わいには嗟歎せざるを得ない。 もう言葉が見付からない… ２，３ヶ月に一度のペースを何とかしたい物だねぇ～
味わいを反芻し乍、西湘バイパスを戻ると東空に虹、西空には天使の梯子（ミラーで確認）。 でも、ＰＡに駐めた時は既にシャッタータイミングを疾うに過ぎて居た。
そう云えば、２０１５年は「満月のクリスマス」。 １９年に一度は巡って来るが、「イブ満月」（勿論、此方も１９年に一度）と合わせれば、もっと頻繁（でも、９年に一度には為らない）だね。 ピチーチでテディベア・ミュージアムの御土産を配り乍、そんな事を思った。
とても空と一緒だった一日の結尾は、ワインに溶けて行く…
「クリスマス満月」に関する追記
「１９年に一度」と書いたが、「報道では３８年振りとされて居る」との御指摘を頂いた。 １９年前、１９９６年の１２月２５日は、日の出前の午前５時４１分が満月時刻だったので、２５日の１８時から２４時の間には満月に為らなかった。 詰まり、「クリスマスの夜」の月は満月では無かった、と云う話なのだ。 気象庁に依ると夜の定義は、「18時頃から翌日の午前6時頃まで。」だが、「府県天気予報では日界が24時のため、18時頃から24時まで。」との断りが有る。
