食堂酒場 グラシア 其の232015/12/31 01:01:00

色々とスケジュールの変遷の末、御無沙汰が重なり、あわや翌年に訪問が持ち越しに為る処だった。 だが、グラシアは30日迄営業されると知り、御都合を確認の上、最終営業日の夕方に伺った。

ビールで喉を潤す。 早くから「年末休暇」を宣言して居たのだが、何だ彼だと最終的な仕事納めは此の昼だ。 まぁ、忙しかった訳では無いので…
食堂酒場 グラシア 其の23-01
グラシアの「光」は好きだ。 落ち着くし、写真との相性も良い。

食堂酒場 グラシア 其の23-02
マダムの故郷からの御漬物とクリームでスタート。 此の絶品の御新香を頂いて、此夜のアルコールは日本酒に決定しました。

食堂酒場 グラシア 其の23-03

食堂酒場 グラシア 其の23-04

食堂酒場 グラシア 其の23-05
勿論、1本づつ呑んだ訳では有りませぬ(笑)。

食堂酒場 グラシア 其の23-06
蝦夷鹿のステーキ。 癖が無くて、旨味充分。 蓮根の上に乗るのは、零余子でしたっけ? 記憶が怪しくって…

食堂酒場 グラシア 其の23-07
的矢の牡蠣。 海のヨーグルトは此の時期が特に美味。

食堂酒場 グラシア 其の23-08
ジューシーな鶏腿肉のグリル。 最近、特に鶏肉が好みに為って来たが、肉厚でヘルシーに美味い。

食堂酒場 グラシア 其の23-10
ドバイは「バティール」のデイツ(棗椰子の実)を遣ったバルサミコ酢。 10年物、だそうですが… 凄く豪華なパッケージに入って居るが、其れに見合う極上の味わい。 こんなバルサミコ酢は口にした事が無かった、吃驚。

食堂酒場 グラシア 其の23-09
鹿、鶏と来て、宮崎牛で締める。 特上のランプステーキが2015年のオオトリ、否、オオウシでした(笑)。

マダム、マスター、2016年も宜しく御願い致します。

今日の渦 其の6572015/12/31 23:23:00

以前は元日の夜は鋤焼だったのだが、最近は老母の嗜好に合わせて、蟹パーティに変わって居る。 しかし、呆れる様な正札が付く様に為った物だ。 絶対数が減って居るのも然る事乍、隣国が倍値で購入するので、国内価格も其れに引っ張られるのだそうだ。 やれやれ困ったモンだが、ワイン屋さんに蟹値の秘密を教えて頂くとは思わなんだ(笑)。 毎年大晦日は御正月の買い出しの後に渦で締麺を頂くのだが、歳を取ると色々「出て来る」物で、奥さんは別件を熟なしに向かった。 独りで大晦日の渦に来るのは久し振りだ。 今回は10喰限定の「コトノハツシオ」をもう一度頂きたいと早目に伺って、2番手。 「寒いので開店します」と有難い前倒しのオープン。 事前注文も有って提饗も早くて、大晦日には大助かりだ。

今日の渦 其の657
前日に頂いた渦雷との差は何だろう。 チャーシュウは当然だが、貝割と白髪葱って処だろうか。 スープの微妙な違いは…判りません(笑)が、2015年に頂いた塩ラーメンでは一番好みだな…

処で「コトノハツシオ」って何だろう。 以前にも有った様な気がして、過去記事を検索したのだが、ヒットせず…か。 「コトノ」は「古都の」だろうから、以前に鎌倉で「ひなどり」として営業して居た頃にも何か造られた様な気がするのだが…「ハツシオ」は「初汐」だとすれば、「製塩のためにその年最初に汲む潮」と云う単語が有る。 此の言葉は「旧暦八月十五日の大潮」を指す場合も有る(文学系のトピックでは寧ろ此方が多い)が、今回は其れでは意味を為さないだろう。

翌年も何卒宜敷く御願いしたい、渦。 10周年へのスタートで有る。