西尾中華そば 其の1422010/08/09 21:10:58

NCSに1日に2回伺ったのは、流石に初めてだ。 此迄、めじろと渦ではそんな事も有ったが、珍しい事だ。

西尾中華そば 其の142-1

昼休みに伺った時に、西尾さんから「今夜、限定の『かけ二郎』を遣ります。」と伺って仕舞った。 長きに亘って掲げられた儘の張紙の「かけ二郎」の欄に然り気なく、この日の日付が入って居る。 ま、云われなければ気が付かないので、云って頂いて有り難かったのだが、耳にした以上は頂かねば…、と夕方に再びSPで到着。
この作品は名前が示す様に、二郎インスパイアの具無し仕様と云う訳だ。 ユウタが造って呉れる野郎ラーメンも同じ二郎ライクな一杯だが、どう違うかも楽しみにして、再び霜降商店街に立った次第。 西尾さんが、定刻より15分も早く開店して下さる。

西尾中華そば 其の142-2

カウンターには美味しそうなチャーシュウ。 100円プラスで頂けるそうで、確り御願いした。 もう、オフィスには戻ら無いので、「大蒜、大丈夫ですか?」に頷く。 いや、凄い量の大蒜…と思ったら、キャベツと合わせて卸したとの事。 だよねぇ~ でも、結構、来てますが。 (ブレスケアを持って居ます) スープを蓮華で掬うと上品な二郎で、甘味も辛味も西尾さんの手に依るジェントルな雰囲気だ。 茹で時間の掛かる太麺は、ほぼストレートで、スープと良く馴染む。 チャーシュウは腕肉との事だが、二郎らしく結構な脂身。 だが、其れが良い味を醸して居る。 少々の蘖にもちゃんと存在感が有る。 麺を喰べ終わると、スープに浮かぶ背脂の塊が凄い! やっぱり、二郎だ(笑)。 此れを避(よ)けるのは難しいので、スープは最初に飲まないとね。 で、スープは結構、残して仕舞った。 スープが本家に比べれば、大人しいとは思うが、西尾二郎、やっぱり美味だな。

今日のめじろ 其の5472010/08/10 23:23:00

毎週火曜日にはめじろで、超煮干の限定作品が提饗されると伺った。 うーん、煮干ねぇ…と思い乍も折角の限定作品なので、昼休みに伺う事にした。

今日のめじろ 其の547-1

この日は、野方に「無極」と云う高名なラーメン屋さんがオープンするそうで、コアなフリーク諸兄は其方の様だ。 角に新しく出来た「代々木商店」は、開店時刻が早い様で既に賑わって居る。 深夜も遣って居る様だし、営業時間の長い御店なんだな… めじろの方は、確り小生がSPで、常連の皆さんも、野方詣での様相。

今日のめじろ 其の547-2

この「怒涛煮干」の限定作品には、「褐色の滴」と云う矢鱈と格好の良い名前が付けられて居る。 御客様の何方か、センスの良い方が命名されたとか。 黄色に赤字の券売機のボタンを押して、煮干の襲来を待つ事10分。 確かに褐色のスープで、色合からは醤油と煮干と云う単純な想像をするが、味わいは濃厚。 勿論、煮干香も高いが、流石に刳みや臭みは皆無。 醤油白湯なのだろうが、塩分濃度が閾値だ。 此以上しょっぱいと厳しいと云うギリギリ。 この塩加減は丁度到着された祐貴社長も気にされて居たが、偶然一緒に為って御隣に来て頂いたNさんも同じ感想。 造り手に取っては、想定して居なかったかも知れないが、少しだけ胡椒を振ってみた。 めじろの高級な胡椒で、少し煮干が後退すると、より小生の好みに為る。
そして、やっぱり麺が非常に良い。 めじろで温麺を頂くのは久し振りだが、改めてこの麺の凄さを実感した。 喰感も風味もエクセレント。 そして、チャーシュウと云うよりもサイコロ状の焼豚が入って居るのだが、此れが香ばしくて、亦、良い印象だ。 長葱ととても細かくカットされたふたつの葱が、「マジシャン」のDNAを語る。 煮干の強い作品でスープを完飲したのは、多分、初めて!だ。 25喰が13時過ぎには完売したと伺った。 御馳走様!
Nさんに「無極」の説明を伺い、皆さんが向かった理由が良く判った。 当然、Nさんもこの後、西武新宿駅に向かわれた。

Nさんの前に小生の御隣に居らした方に云われた。 「エラく気合いの入ったカメラで撮るんですね。」、「えぇ、ホワイトバランスが気に為るので…」、なんて一丁前の台詞を吐いたが、E-PL1は賢いので、オートで撮れば殆ど問題無い。 しかし、自分で選択するとどうも少し違う事が有る。 だったら、カメラに任せろってなもんだが… で、最近はRAWデータも残して居る。 32GBのSDHCなので、それでも1500枚も入るから問題無い。 RAWデータが有ると、どうにでも現像出来るのね… 凄いモンだ。

naginicai 夜 其の32010/08/11 20:19:31

この日の昼にめじろの「褐色の滴」を御一緒したNさんが、「夜は naginicai に行こうかな…」と仰ったのを伺って、待ち合わせる事にした。

naginicai 夜 其の3-1

厨房には、Bさんとなんと夏さん。 Nさんと4人で乾杯したのは、エーデルピルス。 この素敵なビールでも2杯は無理かなぁ…と云って居ると、西尾さんが到着。 では、白から行こうか…と、カサーレ・ヴェッキオのペコリーノ。 随分濃い白なので、もう少し、温度が低い方がベターだが、中々、そうも云ってられない。

naginicai 夜 其の3-2

naginicai 夜 其の3-3

Bさんに御任せの4品、「森のキノコのバターソテー」(此れは小生の好みだが、大きなエリンギが迫力)、「豚バラと葱」(野菜が苦手なNさんの為に、別皿で出して下さるが、このバラ肉が美味で何枚でも喰べられそうだ)、「焼だだ茶豆」(焼くと香ばしさが出て、普段とは違う味わいに)、「nicai の餃子」(歯応えの有る分厚い皮が特徴)。
赤ワインは、ヴィダ・オーガニカのカベルネ・ソーヴィニヨン。 亜爾然丁(アルゼンチン)のビオなボトル。 CSにしては、フルーティ。 高級感は無いが、洒落たエチケットのワインは、パカパカ飲める。
小生から御願いした二品は、「爆弾ハンバーグ」。 以前に凪@渋谷に有った「爆弾山葵飯」程には辛く無いし、ホースラディッスでは無くて、唐辛子でホットに仕立てて居る。 常識的な辛さで楽しめるのだが、やっぱり、ワインには「?」かも。 最後は、レバーのペースト。 赤ワイン迄、待って頂いた作品。 パンに塗って頂くと、確かに赤ワインにピッタリの味わい。 で、最後の1本も勿論、赤。 最初のボトルと同じ、カサーレ・ヴェッキオのモンテプルチアーノ・ダブルッツォ。 漫画以来、大評判と云うボトルだが、確かに出来は良い様で、柔らかくしっとりしたタッチで、ヴィンテージの割には凝縮感が高い。
とても楽しく、沢山飲んだ様な気がする… 翌日の会議に備えて、其れでも早目に新宿駅へと向かう。