野郎ラーメン@神田 7回目2010/08/12 20:43:32

ユウタから突然のメール。 この日の昼に限って、神田本店に居るとの事。 そう伺っては、顔を出さない訳には行かない(NCSの「鯵の冷え冷え」が遠のく…)と、フライング気味に昼休みに伺う。 未だ少しは話をする事が出来るタイミングだったので、近況を伺う。 何だか疲れた様子のユウタだが、威勢(虚勢?)だけは、相変わらずだ。 彼のブログを見て居ても、半端な労働状況では無いのだが、親為らぬ身としても、「好い加減にせい」と云いたくも為る。

野郎ラーメン@神田 7回目

神田店の暖簾を潜るのは、ユウタが此処に居た時以来だから、4ヶ月ものインターバルが空いて仕舞った。 この日は基本の「野郎ラーメン」を御願いした。 先日のNCSの「かけ二郎」よりも、B級度が高い。 いや、其れが野郎ラーメンのレゾンデートルなのだから、褒め言葉と理解して欲しい。 確り濃厚な味わいなのだが、スッキリした感じが出て居るのが、幕張店との違いだろうか。 幕張の味の方が、濁った印象が強い。 「濁る」と云うのは、ネガティブな意味では無い。 恐らくは、よりB級度の高い幕張味を好む方が多いだろう。 この日は大蒜は抜いて頂いたが、背脂はノーマルで御願いした。 最初に蓮華でスープを掬う時は、白い塊を避けるのは、難しく無い。 だが、最後に未練がましく蓮華を使う時は、慎重な手捌が必要(笑)だ。 濃くて何処か少し甘い、そして幕張に比べたらクリアなスープには、沢山の野菜(キャベツ、韮に蘖)が相変わらず、タップリと乗る。 チャーシュウは2種類だが、広い方のタイプは、少しボソっとした感じが強いかな。 麺は、4ヶ月前とは違うストレート系の太麺が潜む。 多少小麦粉の風味はライトには為って居るが、このスープなら此方の喰感がマッチする様に思える。 でも、幕張の麺も此れだそうだが… 製麺屋さんも色々と細かい工夫をして下さるそうだが、季節に依って大幅に造り方は変わるんだろうなぁ… 同じ風合の麺を通年で提供するのは、然ぞ大変かと思う。 久し振りに「本店」の一杯を頂いたが、結構、好きなテイストだと再確認。 ユウタが居なくても、偶には頂こうっと。

西尾中華そば 其の1432010/08/12 21:07:57

喰べる順番を検討して、後回しに為って仕舞って居た、この週のNCSの限定、「地鶏と鯵煮干の冷や冷や~生姜の香り~」。 週末近く為ると、直ぐに売り切れる事は無いと思うのだが、気が急いて仕舞う。 結局、小林さんに少し早い開店を強いる結果に為って仕舞った。

西尾中華そば 其の143

此れは中々見応えの有る盛り付けだ。 チャーシュウ、鰺骨、パプリカ、出汁シャーベット、大葉、糸唐辛子… と盛沢山。 生姜を仕込んだ鰺のなめろうが、鰺三昧の気分を盛り上げるが、此にシャーベット状の出汁が掛かると素敵な感じに為る。 出汁シャーベットは凄い発案だな。 丼を持ち上げて、鶏醤油ベースの冷たいスープを啜ると前回の鰮よりも煮干香が高い事が判る。 だが、ゴールデン街の一杯の様な強烈さは無く、充分に洗練されて居る。 とは云え、小生には添えられて居る酢橘が有り難く、スープに絞る。 此で更に味わいが優雅に為る。 麺は普段通りで、冷たいスープでも盤石。 今回も煮干仕立で有っても、充分以上に美味しく頂く事が出来た。 鯵煮干を一匹、試喰。 小林さんにサマソニの御話等を伺って、多少ゆっくりしてから引き揚げる。 この週も限定を頂けて、良かった。

今日のワイン 其の4582010/08/12 21:12:00

ワイン記事のバックログが溜まった。 この記事も既に一ヶ月近く前の話だ。 断酒期間の30日は長かったのに、其後の飲み捲りの一月は、矢の如しだ。
渦での合同誕生会で、何方がどのワインを持って来て下さったのかをきちんとメモにしなかったのだが、色々と情報を頂いて判明。
「ヒードラー ピノ・ノアール」は、濃厚常連さんでこの日の仕切役を担って下さったTさんからRさんへのプレゼント。 「ソリ ドメーヌ ジュリアン メイエ」も、矢張、TさんからN子ちゃんへの貢物と判明。 「ドメーヌ サンタ デュック ジゴンダス」は、小生と同じ生年の常連、Hさんが御持参下さったとの事。 RさんやN子ちゃんへのプレゼントボトルも横取り?して居た様で、御恥ずかしい次第だが、改めて感謝、感謝。

ニコルス ソーヴィニョン・ブラン ヴィーニャ ロブレス ヴィンヤード
NICHOLS SAUVIGNON BLANC VINA ROBLES VINEYARD 2005

其の翌日は、小生の誕生日。 母親が娘に父親を託して遊びに出掛けた。 で、娘の好きなフルーツを調達して、婿殿と娘が待つ街へ向かう。 前夜に渦で一ヶ月振りにワイン三昧。 でも、多少は控えて(どんだけ?)見たのは、このスケジュールの所為。

今日のワイン 其の458

飲みたいワインは、既にロックスオフから送って置いた。 其の1本目が此れ。 娘はシャンパン好きなのだが、小生は泡はチト苦手。 で、白からスタートだ。 バケツ代わりの鍋に冷水を貯めて、既に冷やして用意されて居たソーヴィニョン・ブランで乾杯。
コンピュータグラフィックスの経験も有ると云う、キース・ニコルス氏自身に依るデザインのエチケットは、確かにそんなイメージだ。 氏は自分の畑は持たずに、畑や収穫タイミングで適切な葡萄を選定して居るそうで、「ウルトラ・プレミアム」と呼ばれる程の少量生産だとか謳われて居る。 だが、小生がチェックした限りでは、其処迄のレアボトルでは無い様だ。 「ヴィーニャ・ロブレス」は、如何にもカリフォリニアのブランっぽいキャラの畑で、夏向きなのだ。 このボトルには氏のサインが入って居るが、来日された際に、インポーターのオフィスで、何本かにマーカーを揮われたと伺った。
日中だったので明るい印象をグラスに持ったが、実際は少々濃い色合いだった筈で、ブーケもブランにしては、来て居る様だ。 はっきり判るのは、グレープフルーツと檸檬で、明確な柑橘系。 口に含むと、中々適正な温度で、其の柑橘系に加えて、スパイス香とミネラルのニュアンスが程良く混ざり、濃い味わいなのに切れが良い。 此れは小生好みのリッチ&ドライな白だ。 味わって居ると意外に輪郭のシャープな酸味が感じられる様に為って来るが、変に舌に残らないので、余韻をフレッシュに感じさせて呉れるのも好ましい。
確かに安いボトルでは無い(最近は人気の様で、青山の某ワインバーでは15kのリストプライスが付く)が、御値段以上だと評価出来る。

実は彼のカベルネ・フランが、自宅のセラーで出番を待って居る。 「ル・プティ・シュヴァル」と一緒に、ワインエキスパートのCさんと飲もうと思って居るボトルだ。