F1 2012年 ベルギーGP 決勝2012/09/02 22:59:17

セパにしても降り過ぎの金曜日が明けて、P3。 C31のアップデートが奏功して居るとの下馬評。 ハンガリーが酷過ぎたとも云えると、斜に構えて予選を観て居たら、可夢偉がジェンソン(調子悪そうだったのだが)のタイムに続き、フロントローを占める結果に為った。 3番手タイムのパストールにペナルティが科せられて、キミ、ペレスがセカンドロー。 ザウバーの2台が縦に並んだ。 そして、期待のファイナルを迎えた。
コンディションはドライ。 可夢偉はジェンソンに喰らい付いて行けるか…が、序盤のキーポイントだ。 1コーナー迄の距離は短い。 偶数・奇数の差も無い… だが、

なんてこったい!

先ずはスターティンググリッドに着いた可夢偉のタイヤから白煙が派手に上がる。 恐らくはブレーキの過熱だろうが、案の定、可夢偉のスタートは酷い物で、其れが1コーナーでの事故に巻き込まれる原因と為った。

F1 2012年 ベルギーGP 決勝-1
ロメがルイスに寄せて、タイヤ同士が接触、浮いたロメのマシンがフェルナンドに乗り上げて、セルジオも巻き込んで大きな事故に為った。 フェルナンドには痛い貰い事故と為ったが、こんなアクシデントで怪我人が出なかったのは幸いだが、可夢偉もダメージを受けてフロントノーズを交換。 SCが出たとは云え、最後方に為って仕舞う。 パストールは滅茶苦茶なジャンプスタートだったのだが、SCイン直後にアクシデントでリタイヤの憂き目。 楽に為ったのは、PPのアドバンテージでアクシデントには無縁だったジェンソン。(可夢偉もこうでなくては駄目だったんだよ) もう、勝った様な物だ。 キミは5速を失った様で、ジェンソンに敵は居無く為った。 あんだけ期待した分、レースに興味を失った小生で有る。

10周目のオーダーは、ジェンソン、ニコ・ヒュルケンベルグ、キミ、ミハエル、ポール。 後方では、セブとマークが争ってセブが前に出るが、関係が亦冷え込みそうなファイト。 一方で、ミハエルが5速の無いキミを抜いて行く。 12周目にキミとマークがタイヤ交換。 其の後のキミのペースは良くて、ニコ・ロズベルグらをオーバーテイクして、ポジションアップ。 実質的な2番手と為る。 セブも16周目には、見掛け上の3番手、即ちミハエルの後ろ迄上がって来た。 此の二人は、1ストップ作戦なのかな。 20周目にミハエルが、セブと汚く?争って(レース後審議)、PI 。 セブは22周目に入って、ミハエルの前に戻る事に成功。 其の前の21周目、ジェンソンがハードタイヤに交換、2秒6! ワンストップだね。
全員が1回目のPI を終えたタイミングで、ジェンソン、キミ、ニコ・ヒュルケンベルグ、マーク、フェリペ、セブ、ダニエル、ミハエル。 1ストッパーと2ストッパーが居るので、実質的な順位はギャップを勘案しないといけない。 ジェンソン、セブ、ミハエルの順に為る。 29周目にキミがタイヤ交換して、ミハエルの後ろ。 32周目、勢いの付いたキミがミハエルを交わすが、直ぐにDRSで抜き返す。

F1 2012年 ベルギーGP 決勝-2
34周目、オールージュの手前で、再びキミが前に出る。 此のレース一番のハイライトシーン。 今度はニコとミハエルがドッグファイトに転じるが、ミハエルのタイヤは相当に草臥れて… 2ストオプに作戦変更。 36周目にPI 。
で、セブ(Q3にも進めなかったのに、上出来)に14秒のギャップを付けて、ジェンソンがチェッカー、大楽勝。 ガールフレンドと御父上も破顔一笑。 3位には、キミ。 5速は戻ったのかしらん?

コメント

トラックバック