オルガンコンサート@愛泉教会2016/03/06 23:23:00

グラシアの常連さんのオルガニスト、森さんのコンサートを聴きに加須に向かう。
オルガンコンサート@愛泉教会-1

「上野東京ライン」が開通したので、乗換駅の久喜迄は1本で行ける。 前夜、渦の芳実オーナーとピチーチで常連さんを交えて痛飲。 其処で此日の2時間の旅は贅沢してグリーン車を奮発して車窓を流れるの早春風情を楽しむ。 東武線に乗り換えて10分足らずの街、加須には初めて降り立った。 鯉幟と饂飩の街だそうで、本当に饂飩屋さんが沢山有る。 其中から事前調査で選んだのが、「子亀」。 現天皇も皇太子時代に来られたと云うのだから、屹度美味しいに違いない。 駅から Zultra に案内されて、15分の道程を過たずに到着。 御昼近いタイミングだったが、満席直前でラッキー。 饂飩フリーク?の兄さんとの合席をOKして、彼の喰べっぷりも楽しませて頂く事に(笑)。
オルガンコンサート@愛泉教会-2
豊富なメニューから「埼玉県B級グルメ優勝」と添書の有る「肉味噌饂飩」を選択。 此処は「冷汁」が推しの様なので、冷たい方のバージョンを御願いした。 何と570円! 温泉玉子にたじろいだが、可愛い地元の御嬢さんの仰せの様に「ウンと掻き混ぜちゃって」(笑)見ました。 いや、流石に「優勝」の文字は伊達じゃない。 濃厚肉味噌、清廉な饂飩共に大変美味しかった。 伺って良かった。 「子亀」からコンサート会場の「愛泉教会」迄は矢張、15分程の距離。 1時間も余裕が有ったので、春を彩る花を撮り乍の道途と為った。
オルガンコンサート@愛泉教会-3
大犬の陰嚢(漢字で書かない方が…)

オルガンコンサート@愛泉教会-4
山茱萸

立派な教会に辿り着き、特等席(笑)に付く。 何時も思うのだが、迫力の中に穏やかに揺蕩う様な静謐を籠める彼女の演奏は蠱惑的だ。 曲中の動と静のコントラストも然る事乍、グラス片手の彼女とプレイヤーの彼女のギャップが亦宜しいのかと(笑)… J.S.バッハの「前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548」を壮大に弾き上げた力量に感服。(小生は誰の作曲かも怪しい(こんな話題の一日だったがwww) BWV565 よりも絶対に此方がイチオシだ) 破天荒なMCも其也の愉快さが有るが、今回の演目のエピソード等にも中々興味深いトピックが鏤められて居ました。 フルート(木管だそうだ)とチェロとの共演も趣を変えた楽しみに富んで居たが、チェロと組んだ、C・フランクの難曲、ソナタ・イ長調は圧巻でした。 ヴァイオリンで弾いても難しそうだが、音域の低いチェロは更に大変だったろう。 チェリストの加藤さん、熱演でした。 尚、フィナーレにパッションが高まり過ぎたピアノも彼女らしさだろう、拍手喝采。 アンコールの「サウンド・オブ・ミュージック」はライトで素敵なアンサンブルでした。 此の3人の饗宴、元い共演は亦聴きたい物だ。

オルガンコンサート@愛泉教会-5
御疲れ様でした。 3人共、良い表情が見て取れますね。

リストランテでの打ち上げにも呼んで頂き、表裏の御話を大いに伺いました。
オルガンコンサート@愛泉教会-6
次回も楽しみにして居ます、コンサートと打ち上げの両方を(笑)。

新名刺2015/12/06 12:34:05

「週末に目を休める…」んな事は出来る訳も無くて、新しい名刺をフォトショップとイラストレイターで作成。 折角、検討とシミュレーションを重ねた「足尾の街夜景に浮かぶオリオン」とか、「月と火星の接近」とか、「マイブームの筑波山と金星」(「あかつき」は写らないが、頑張)とかを撮りに行くツアーをキャンセルしたのに、相変わらず、PCの画面の臭いを嗅ぐ様に貼付いて居る(笑)。 多少は回復して来た眼精疲労も此れでは良くは為らないね。

新名刺-01

新名刺-02

Google Play Music でクリスマスソングを聴き乍、仕上げた5年振りの新作。 でも、カレンダーや年賀状を印刷したら、もう印刷予算が無くて、来年廻しに…

森亮子 オルガン・リサイタル@水戸芸術館2015/09/29 01:01:00

森亮子さんのオルガンのリサイタルに向かう前に御祝の1本。
森亮子 オルガン・リサイタル@水戸芸術館-1
「花よりワイン(?)」の彼女(笑)。 水戸のワインショップ、「ワインデマミ」へ寄って入手した地元のワイン…な訳無くて、"MITO Rosso Forli Fattoria Paradiso"。 多くのメディアで御活躍の植田女史(御話出来て良かった)が輸入されたボトル。 折角の水戸のリサイタルなんだからね。

森亮子 オルガン・リサイタル@水戸芸術館-2
高い位置に置かれたパイプの音響効果も然る事乍、本邦初演の曲も含めたユニークな選曲を彼女ならではの技量で聴かせて、魅せるリサイタルは素晴らしい時間だった。 特に第2部の全ての時間を費やして(MCも無し)奏でたエルガーのオルガン・ソナタは圧巻だった。 凄いコンセントレーションと消耗の後に、アンコールの拍手を送るのを躊躇った程だったが、サービス精神に富む彼女は、あの「ロンドンデリー」を弾いて呉れた。 泣ける(是非、歌詞を知って欲しい)佳曲で有る。 亦、聴かせて頂きたいなぁ。